香川県坂出市/中心市街地活性化PFI、大林組グループに

2024年8月30日 工事・計画 [13面]

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 香川県坂出市は、PFIを導入する「坂出市中心市街地活性化公民連携事業」の公募型プロポーザルで大林組を代表企業とするグループを優先交渉権者に決めた。提案価格は139億8723万5900円(税込み)。9月下旬に基本協定、11月中旬に仮契約を締結し、12月議会の議決を経て事業契約を結ぶ。事業期間は2045年3月31日まで。プロポーザルには2グループが参加した。
 大林組グループのほかの構成企業は▽梓設計▽四電技術コンサルタント▽カルチュア・コンビニエンス・クラブ▽JR四国不動産開発▽穴吹エンタープライズ-の5社。協力企業としてE-DESIGNが名を連ねている。
 事業用地は坂出駅前エリア(元町・京町・駒止町、敷地面積約4万平方メートル)と坂出緩衝緑地エリア(久米町、3万4034平方メートル)。提案によると、駅前エリアでは4層吹き抜けの駅前拠点施設を建設し、地域物産販売所や図書館、子育て支援施設などが入る。28年秋の供用開始を目指す。緩衝緑地エリアでは既存樹木を生かしつつ、コミュニティースペースやカフェなどを設ける。