2024大阪支社提言企画

2024年9月27日 特集

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 21日に地震からの復興が道半ばの石川県・能登地方を記録的な大雨が襲い、土砂崩落や河川氾濫で多くの集落が孤立するなど甚大な被害をもたらした。地球温暖化に起因する気候変動によって日本全国で同様の災害発生リスクが高まっており、必ず起こるとされる南海トラフ地震も踏まえた強靱な国土づくりが急がれる。関西大学の河田惠昭特別任命教授や国土交通省近畿地方整備局の矢野則弘統括防災官のインタビューを通じ、頻発・激甚化する自然災害への備えについて提言する。国や自治体が進める防災・減災関連プロジェクトも取り上げる。