高松空港ターミナルビルを増改修/国際線拡充へ香川県知事が議会で答弁

2024年10月11日 工事・計画 [17面]

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 香川県の池田豊人知事は、国際航空ネットワーク拡充に向け、高松空港(高松市香南町岡1312の7)の旅客ターミナルビル改修など施設整備に取り組むことを明らかにした。9月25日の9月定例議会の代表質問で答弁した。
 知事の発言によると、高松空港会社(高松市、小幡義樹社長)は2026年度中の供用開始を目指し、国際線の旅客ターミナルビルの増改修を行う。同じ時間帯に国際線3便が出発または到着が可能となるよう、出発ロビーや搭乗待合室などの旅客関連施設を拡張するほか、出入国審査のブースを増設する。現在の旅客ターミナルビルはSRC造3階建て延べ約2万0400平方メートル。
 高松空港の国際線は11月から香港線がデイリー運航となり、定期チャーター便を含め過去最多の週33往復運航になる見込み。現在インバウンド向けに定期チャーター便として運航中の台湾中部・台中と結ぶ便を12月以降も継続し、新たに県民が利用できるようになるという。池田知事は「引き続き、空港会社と連携協力し利便性向上に努める」と述べた。