2024年関西の循環型社会形成企画

2024年10月29日 特集

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 関西では3R(リデュース・リユース・リサイクル)からサーキュラーエコノミー(循環経済)へ、廃棄物“ゼロ”社会を目指す動きが加速している。その象徴となるのが2025年に開催される大阪・関西万博だ。万博会場では廃棄物を極力発生させず、リサイクル率98%超の目標を掲げ、建設資材をはじめほとんど全ての資源を循環させる壮大な実験が進行している。さらに会場のある大阪府では24年度中に次期資源循環推進計画策定への検討がスタートする。万博の成果、知見を新たな計画にフィードバックすることで、府域のさらなる廃棄物削減とリサイクル率向上が期待される。