日刊建設工業新聞社主催の「建設技術展2024関東(C-Xross2024)」が13、14の両日、東京・東池袋のサンシャインシティ展示ホールC・D(文化会館ビル2~3階)で行われる。
本展示会は国土交通省関東地方整備局と協働で取り組むイベントとして臨場とオンラインで開催され、今回で5回目。開催時間は午前10時~午後5時(最終日は午後4時まで)。初日の午前9時30分からオープニングセレモニーを開き、国交省や地方自治体、建設関連団体の幹部ら来賓を招きテープカットなどを行う。
会場では190を超える企業・団体が出展し、新技術・工法や最新の導入事例、事業活動などを紹介。調査・設計から施工、維持管理といった建設生産サイクルの高度化・効率化につながる一押し技術が一堂に並ぶ。働き方改革、生産性向上など建設業が直面する課題のほか、脱炭素化といった社会問題の解決に貢献する取り組みなど、幅広い分野で活躍する建設関連企業・団体の最新事例・動向も発信する。
特設ステージでは建設業行政・発注行政を担う国土交通省や東京都、神奈川県、東日本高速道路会社の技術系幹部らが講演。首都圏を中心としたインフラ整備や都市づくりなど、建設・インフラ産業の未来を展望する。
関東地方整備局主催の「建設技術フォーラム」では、X-Tech(クロステクノロジー)を実現する新技術をテーマに、最新技術(IoT、ロボット、AI等)の現場実装に向けた取り組みのほか、i-ConstructionやインフラDXの関連技術などを紹介する。
日本コンストラクション・マネジメント協会、建設コンサルタンツ協会関東支部、建設産業女性定着支援ネットワークがそれぞれパネルディスカッションを実施。コンキャリとマイナビは学生向けのセミナー、イベントを行う。タレント活動をしながら1級建築士の資格を持つ田中道子さんのトークショーのほか、短編映画「ROADING…」の上映会&トークショー、重機をVR(仮想現実)で動かすシミュレーターや体験型コンテンツ「ごっこランド」など、子どもから大人まで幅広い世代が楽しめるイベントを多数用意している。
展示会場では、日刊建設工業新聞の電子版機能の紹介コーナーも用意。記事・人事情報検索のほか、建築プロジェクト関連の記事をひも付けた地図情報検索など各種機能を体験できる。
技術展の参加は無料。土木学会CPDは13日4・7単位/14日3・5単位、全国土木施工管理技士会連合会CPDSは各日2ユニット認定されている。特設サイト(https://www.decn.co.jp/kengi2024/)で実施プログラムなどを詳報。オンライン展示会の会期は13日から12月27日まで。