医療・介護人材を育成する専門学校「兵庫県立総合衛生学院」の建て替え移転計画で新長田駅南地区(神戸市長田区)に完成した教育複合施設「新長田キャンパスプラザ」。同学院のほか兵庫県立大学と兵庫教育大学のリカレント(学び直し)拠点が入居し、2025年4月に供用開始する。産学連携でスタートアップや地場産業のDXを支援し、地域と学生の交流を促進。1日当たりの交流人口は1000人を試算し、活性化が大きく期待される。施工を担当した大豊・神鋼興産・益田特別共同企業体は創意工夫の精神で、同地区のシンボルにふさわしい高品質な施設づくりを実践した。