四国整備局/25年度から発注標準金額引き上げ、等級区分ある6工種など対象

2025年1月6日 行政・団体 [9面]

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 四国地方整備局が2025年度に契約する工事から発注標準金額を引き上げる。等級区分のある6工種と港湾5工種が対象。一般土木・建築はA等級が8億2000万円以上(従来は7億2000万円以上)となり、B、C、D等級もそれぞれアップする。物価高騰などを受けた対応で引き上げは26年ぶりという。
 6日に公表する25年度予算に伴う早期発注見通しで予定される工事72件(うち港湾空港関係2件)から適用を開始する。
 業務関係の予定件数は168件(12件)。1~3月に「令和7年度国営讃岐まんのう公園PFI事業アドバイザリー業務」(建政部)や「令和7年度小見野々ダム再生検討業務」(那賀川河川事務所)、「令和7年度電線共同溝PFI事業アドバイザリー業務」(香川河川国道事務所)、「令和7年度高松環状道路環境影響調査業務」(同)などの簡易公募型プロポーザルの公告を予定している。