日本建設情報総合センター(JACIC、山田邦博理事長)は、建設副産物や建設発生土の情報交換サービスを一体化した新システム「コブリス・プラス」を5月に運用開始する。既存の三つのシステムを使い分ける必要がなくなり、使い勝手が高まる。=1面参照
既存の「建設副産物情報交換システム(コブリス)」と「建設発生土情報交換システム」、さらに国土交通省が実施主体となりJACICが運営する「建設発生土の官民有効利用マッチングシステム」のサービスを一体化し、一つの利用契約・IDで利用できるようにする。公共工事の受発注者への支援を想定。操作性向上や作業効率化にも寄与する。
新システムでは受発注者間のデータの受け渡し経緯を見えるようにする。登録前のデータチェック機能も付与し、データ精度も向上させる。
官民マッチングも画面に従って入力するだけで簡単に工事を登録でき、絞り込み機能や地図画面で相手先工事を探しやすくなるという。