新潟県/胎内川ダム洪水吐き増設、鹿島JVに

2025年2月10日 工事・計画 [8面]

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 新潟県は6日、WTO対象の「胎内川河川総合開発(二級)胎内川ダム洪水吐増設工事」の一般競争入札結果を発表した。落札者は鹿島・福田組・帆苅組JVで落札金額は49億8940万円(税抜き)。技術評価型総合評価方式、見積もり活用方式の試行工事。入札には4者が参加した。
 工事内容は、ダム工(洪水吐き工、基礎処理工)、放流設備(クレストゲート製作・据え付け)、仮設工、取り壊し工、雑工各一式。
 工事場所は新潟県胎内市下荒沢。工期は2031年3月14日まで。
 同ダムの洪水吐きは現在一つだが、もう一つ設置して二つにする計画。既設堤体に放流設備を増設する際に使用する上流仮締め切りゲートの詳細設計は八千代エンジニヤリングが担当。CIMモデル作成業務も同社が担当した。