秋田県は「新県立体育館整備・運営事業」の一般競争入札(WTO対象)で、325億2302万3412円(税込み、以下同)で清水建設を代表とするグループの落札を決めた。昨年12月20日に入札公告。参加した3グループの提案書を6日の審査会で評価した。予定価格は364億3564万1000円だった。県立体育館をスポーツ科学センターと集約し、2028年9月末までにBTO(建設・移管・運営)方式のPFIで建て替える。
グループは村田弘建築設計事務所、中田建設、長谷駒組、オーエンス、セントラルスポーツ、コンベンションリンケージで構成する。環境デザイン研究所が協力。月内に基本協定を結び、6月までに契約する。
建設地は秋田市八橋運動公園1の12ほか(面積約22ヘクタール)。アリーナ(6030席)などを備えるS造4階建て延べ1万7811平方メートルの新県立体育館を整備、維持管理・運営する。事業期間は44年3月31日まで。