国が全国で整備を推進する集約型の公共交通ターミナル「バスタ」をJR松山駅(松山市南江戸1)前に整備する計画が次のステージに移行する。四国地方整備局が1日に公表した2025年度の道路調査の見通し(交通拠点)で、主な調査箇所に松山市の松山都市圏を挙げ、「交通拠点の機能強化に関する事業計画の検討」を進める方針を打ち出した。交通ターミナルの施設配置計画や官民の事業区分・役割分担などを検討することになる。
松山市は「松山駅交通拠点機能強化検討会」を22年5月に設置。国と県、市が23年11月に「松山駅交通拠点機能強化整備方針」を策定し公表した。愛媛県、愛媛県バス協会と整備に向けた3者合意を経て、25年1月には野志克仁市長らが国交省を訪れ、整備方針検討から事業計画検討への段階の格上げを求める要望書を県と市の連名で提出していた。
四国整備局松山河川国道事務所は、JR松山駅を対象とした交通結節点の基本計画や整備・管理・運営手法、整備効果を検討し、事業計画案を作成する「令和6年度松山地区交通結節点検討業務」を長大・日本総合研究所JVに委託した。25年度は事業計画の検討に向けた調査をコンサルに委託する予定だ。