東急不/冷凍冷蔵倉庫の開発加速、2事業参画し3物件着工

2025年4月3日 工事・計画 [4面]

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 東急不動産が冷凍冷蔵物流施設の事業展開を加速している。近年はふるさと納税制度の利用拡大などに伴い、冷凍食品の需要が増加。フロンガス規制による既存施設の更新需要も追い風になり、新施設は竣工前に満床稼働が決まるケースも相次いでいるという。同社は1日、新たに2事業への参画と、3物件の着工を発表。今後も積極的に事業を拡大する方針だ。新たな施設では自家消費型の太陽光パネルも設置し、テナント企業の環境経営を後押しする。
 冷凍食品の需要増には、共働き世帯の増加やネットスーパーの普及拡大も影響している。日本冷凍食品協会(東京都中央区、大櫛顕也会長)の調査によると、冷凍食品の国内消費量は2000年以降、年平均1・1%のペースで増加。同年には237万トンだった国内消費量は、23年に288万トンに達した。
 こうした事情を背景に、今回東急不が参画したのは▽(仮称)LOGI’Q広島▽(仮称)柏冷凍冷蔵倉庫開発プロジェクト-の2件。加えて▽LOGI FLAG TECH名古屋みなとI▽同大阪南港I▽(仮称)CBRE IM-LOGI’Q新子安-の3件に着工した。
 それぞれの概要は次の通り。▽物件名=〈1〉計画地〈2〉敷地面積〈3〉延べ床面積〈4〉工期。
 ▽(仮称)LOGI’Q広島=〈1〉広島市中区江波沖町1558の14〈2〉3万1020平方メートル〈3〉7万8118平方メートル〈4〉26年5月~28年1月▽(仮称)柏冷凍冷蔵倉庫開発プロジェクト=〈1〉千葉県柏市新十余二8の1〈2〉5965平方メートル〈3〉1万2382平方メートル〈4〉25~27年度
 ▽LOGI FLAG TECH名古屋みなとI=〈1〉名古屋市港区野跡3の1の3〈2〉7083平方メートル〈3〉2万1601平方メートル〈4〉25年1月~26年5月▽同大阪南港I=〈1〉大阪市住之江区南港東8の1の26〈2〉1万7355平方メートル〈3〉2万5247平方メートル〈4〉25年3月~27年10月▽(仮称)CBRE IM-LOGI’Q新子安=〈1〉横浜市神奈川区恵比須町3の1ほか〈2〉3万8733平方メートル〈3〉9万7007平方メートル〈4〉25年3月~27年1月。