JAC/無料技能講習・オンライン特別教育を拡充、開催回数増や科目追加

2025年4月4日 行政・団体 [1面]

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 建設技能人材機構(JAC)は2025年度、特定技能外国人などが対象の母国語による無料の技能講習、オンライン特別教育を拡充する。技能講習は建設機械関係の教習を手掛けるPCTに加えキャタピラー教習所の協力も得て、5科目で139回行う。新たにガス溶接の技能講習も始める予定。オンライン特別教育は提供科目を増やし、フルハーネスと足場組み立てで入国前に修了できる環境整備を進める。=2面に関連記事
 技能講習はベトナム語、インドネシア語で1月から行っている。25年度の受講は3日に募集を始めた。JACのホームページから申し込む。3期に分け1530人(24年度〈3月14日時点〉144人)の受講を見込む。学科、実技の試験に合格すれば、その場で修了証を発行する。PCTの16カ所、キャタピラー教習所の7カ所で、車両系建設機械(整地・運搬・積み込み・掘削用)運転技能講習など5科目を行う。
 開催の回数、地域の増加を求める要望が多い。英語、中国語、カンボジア語での実施も準備するという。実施予定のガス溶接技能講習は建設キャリアアップシステム(CCUS)の圧接の能力評価基準で、レベル2に必須の保有資格の一つとなっている。
 オンライン特別教育は24年7月から7科目を5言語で提供してきた。3月28日開講分までで983人が受講した。
 25年度は新たに▽玉掛け(1トン未満)▽ローラー運転▽小型車両系建設機械(3トン未満)▽移動式クレーン等運転(1トン未満)▽フォークリフト(同)運転▽建設機械(コンクリートポンプ車)運転▽高所作業車運転▽電気取り扱い(低圧)▽特定粉じん作業▽石綿等使用建物業務-の科目を追加する方向で準備する。
 振動工具取り扱い作業者安全衛生教育などの提供も視野に入れている。学科受講後の実技教育の支援をPCT、キャタピラー教習所と検討する。入国前の特別教育はインドネシア、ベトナムなどの現地の送り出し機関と連携して行う。