茨城県日立市が工事を進めていた市民運動公園総合体育館「日立市池の川さくらアリーナ」(東成沢町2-15-1)が完成した。東日本大震災で旧中央体育館が被災し使用不能となったことから、復興のシンボルとして建設をスタート。観客席2642席を有するメインアリーナをはじめ、サブアリーナ、弓道場、武道場兼多目的室、トレーニングルーム、会議室、研修室などが入る複合施設で、災害時は避難所としての活用を想定する。設計・監理は石本建築事務所、施工は株木・日立土木・多賀土木JVが担当した。
【建築概要】
■敷地面積:61,958.29m2
■建築面積:7,394.71m2
■延床面積:9,747.36m2
■構 造:RC造一部S造、SRC造
■階 数:地上2階
■主な施設:メインアリーナ(バスケットボールコート3面、1F移動観覧席1,152席固定観覧席1,480席+車いす10席)、サブアリーナ(バスケットボールコート1面)、武道場兼多目的室(柔剣道各2面)、弓道場(近的6人立)、トレーニング室、備蓄倉庫