2017近畿の河川特集

2017年2月23日 特集

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 近年、雨の降り方が局地化・集中化・激甚化しており、全国各地で毎年のように甚大な洪水被害が発生している。こうした状況の中で、ソフト対策とハード対策をうまく組み合わせ、いかにして洪水から生命と財産を守るか、さらに今後の河川整備に過去の災害の教訓をどのようにして生かしていくかが大きな課題となっている。
 2017近畿の河川企画では、近畿地方整備局の井上智夫河川部長に、さらなる安全度の向上を目指した治水対策の取り組みや、今後の河川整備の展望などを聞いた。また、洪水の流下阻害要因として長年の懸案となっていた「阪神なんば線淀川橋梁」の改築に向けた検討が関係者間で本格化したことを受け、事業の意義や改築計画案などを紹介する。