国立大学法人電気通信大学100周年キャンパス完成

2017年3月16日 特集

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 東京都のほぼ中央に位置する調布市の要衝、京王線調布駅の西側で建設が進められていた電気通信大学100周年キャンパスが完成した。電気通信大学が2018年の創立100周年に向けた「UECビジョン2018」の取り組みの一つとして計画したもので、共同研究施設棟と2棟の学生宿舎、職員宿舎を整備した。三菱倉庫を代表とするグループがそのノウハウを活かして建設・運営を行う官民連携事業で、今後40年にわたり運営していく。施工は大成建設と大成ユーレックが担当。端正でクオリティの高さを感じさせる姿が人目を引いている。きょう16日、竣工式が行われる。
【建築概要】
■工事名/電気通信大学100周年キャンパス建設工事
■建設地/東京都調布市小島町1-1-1
■建築主/三菱倉庫株式会社
■設計/(共同研究施設棟)大成建設株式会社一級建築士事務所 (職員宿舎棟・学生宿舎棟・外構)大成ユーレック株式会社一級建築士事務所
■工事監理/株式会社浦野設計
■施工/(共同研究施設棟)大成建設株式会社東京支店 (職員宿舎棟・学生宿舎棟・外構)大成ユーレック株式会社
■敷地面積/10,591.75m2(全体)
■建築面積/(共同研究施設棟)889.42m2 (職員宿舎棟)935.88m2 (学生宿舎棟・ユニット)1,145.35m2 (学生宿舎棟・個室)1,348.67m2
■延床面積/(共同研究施設棟)3,660.37m2 (職員宿舎棟)2,608.19m2 (学生宿舎棟・ユニット)4,929.60m2 (学生宿舎棟・個室)5,497.02m2
■構造・規模/(共同研究施設棟)RC造5階建て (職員宿舎棟・学生宿舎棟)PC造5階建て
■工期/2015年12月21日~2017年2月28日