JR函館駅をバスターミナル側の出口に出ると、最初に視界に飛び込んでくる高層の建物が「キラリス函館」。北海道新幹線の開業に伴い、北海道の玄関口として再び注目を浴びている函館で、赤レンガ倉庫群や函館朝市とともに観光客を出迎える新たなランドマークが17日に誕生する。建物は商業施設や函館市の公益施設が入る低層階と分譲マンションが入る高層階で構成。設計は西松建設北日本支社一級建築士事務所、施工は西松建設札幌支店が担当した。観光客や地元市民から愛される施設となるよう、外観や内部のデザインには工夫が凝らされている。
【建築概要】
■工事名称/函館駅前若松地区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事
■建設地/北海道函館市若松町20番59
■建築主/函館駅前若松地区第一種市街地再開発事業・個人施行者株式会社NAアーバンデベロップメント
■基本設計・監理/株式会社ユーデーコンサルタンツ
■実施設計/西松建設(株)北日本支社一級建築士事務所
■デザイン監修/光井純&アソシエーツ建築設計事務所株式会社
■施工/西松建設(株)札幌支店
■建物用途/商業施設・公益施設・共同住宅
■敷地面積/2,795m2
■建築面積/1,870m2
■延床面積/1万7,776m2
■構造規模/RC造地下1階地上16階、PH2階
■工期/2014年10月1日~2017年3月17日