日本郵便が進める「郵便・物流ネットワーク再編」の地域区分局として新設する「山口郵便局」が、全国の施設に先駆けて完成した。郵便物やゆうパック、ゆうメールなどの地域区分業務を集約し、機械処理率を高めることで、ネットワーク全体の生産性を大幅に向上させるのが目的。山口市深溝の山口物流産業団地内に建設した山口郵便局は、山口県内の郵便・ゆうパックの区分業務を行う。設計は日本郵政、松田平田設計、施工は大成建設が担当。全国に整備する地域区分郵便局の手本となる建物に込めた思いを関係者に聞いた。
■建築概要■
■工事名称:新山口郵便処理施設(仮称)新築工事
■工事場所:山口県山口市深溝200番10
■発注者:日本郵便株式会社
■設計者:日本郵政株式会社一級建築士事務所
株式会社松田平田設計
■施工者:大成建設株式会社
■構造階数:本館/鉄骨造 地上4階、立体駐車場/鉄骨造 2層3段
■敷地面積:約27,100m2
■建築面積:約12,200m2
■延べ面積:約25,000m2
■工 期:2015年8月4日~2016年12月12日