工学院大学が八王子キャンパス(東京都八王子市)で建設を進めていた2号館が竣工した。2012年から段階的に進められてきた「八王子キャンパス・再開発プロジェクト」の最後を締めくくる新校舎で、学生たちが快適に過ごし、楽しく学べる工夫が散りばめられている。建設には、多数の工学院大学OBが参加しており、まさに「オール工学院」で完成させた校舎と言っても過言ではないだろう。竣工に当たり、工学院大学、INA新建築研究所、フジタの担当者に、設計や施工の特色、新校舎への期待を、工学院大学建築学部の後藤治教授の司会・進行で語ってもらった。
■建築概要■
■工事名称/工学院大学八王子キャンパス新2号館建設工事
■建 設 地/東京都八王子市中野町2665ー1
■発 注 者/学校法人工学院大学
■設計・監理/株式会社INA新建築研究所、株式会社フジタ一級建築士事務所
■施 工/株式会社フジタ東京支店
■敷地面積/162,103.06m2
■建築面積/1,297.09m2
■延床面積/8,594.72m2
■構造・規模/RC造一部S造7階建て
■工 期/2015年9月1日~2017年3月15日