東海旅客鉄道株式会社(JR東海)とジェイアールセントラルビル株式会社が名古屋駅に隣接して建設を進めていた「JRゲートタワー」が完成し、きょう30日待望の竣工式を行う。1999年に完成した「JRセントラルタワーズ」と下層部で接続し、両ビルが一体となって多様な機能を備えた「複合立体都市」が誕生する。上層階のオフィスはすでに開業済みで、今後4月1日にバスターミナル、7日に商業施設、17日にホテルやタカシマヤゲートタワーモールなどが相次いで開業する。2027年にはリニア中央新幹線の開業も予定されており、中部圏の新たなランドマークとして期待が寄せられている。
■建築概要■
■建物名称/JRゲートタワー
■所在地/名古屋市中村区名駅1-1-3
■事業主/東海旅客鉄道株式会社、ジェイアールセントラルビル株式会社
■主要用途/オフィス、商業施設、ホテル、バスターミナル、駐車場、駅施設
■設計/〈実施設計〉名古屋駅新ビル(仮称)実施設計共同企業体(構成員=大成建設株式会社、株式会社日建設計、ジェイアール東海コンサルタンツ株式会社)、〈デザイン・アーキテクト〉Kohn Pedeesen Fox Associates PC
■施工/名古屋駅新ビル(仮称)新設他工事共同企業体(構成員=大成建設株式会社、鹿島建設株式会社)
■敷地面積/約11,700m2
■延床面積/約260,000m2
■階数・高さ/地下6階・地上46階、高さ約220m
■構造/S造・一部SRC造
■工期/2010年12月(既存施設解体含む)~2017年2月