世紀をまたぐビッグプロジェクト「八ッ場ダム」建設事業が、新たな歴史を刻んだ。3月4日、ダム本体建設工事の"定礎式"が群馬県長野原町の現地で行われた。調査開始から65年の長い年月が流れている中、地元の人たちの理解と協力という礎の下、ダム建設にとって最大の"節目"を無事迎えることができた。施工は清水・鉄建・IHI異工種JVが担当。今回、定礎式のもようと、地元小学校の児童の皆さんから寄せてもらった作文を紹介する。
■諸元■
位置:群馬県吾妻郡長野原町大字川原畑字八ッ場、大字川原湯字金花山
型式:重力式コンクリートダム
堤高:116m
堤頂長:290.8m
堤体積:約100万立方メートル