大阪支社提言企画2017

2017年7月31日 特集

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 関西は首都圏のバックアップ機能を担う上で最適な都市圏であり、今こそ経済活動や防災・減災対策、観光振興を下支えするインフラ強化を進めなければならない。関西の再浮揚は日本の景気拡大の大きな鍵を握り、とりわけ北陸新幹線やリニア中央新幹線の大阪までの早期開通をはじめとする高速鉄道網の整備、高速道路ミッシングリンクの解消による物流ネットワークの複線化といった社会基盤をスピーディーに整備する必要がある。
 大阪支社の提言企画では、関西が日本のリーディングエリアとなり、西日本のリーダーとして牽引していくために必要なインフラ整備や地域のまちづくり、防災・減災対策などを考える「関西のインフラ強化を進める会」のシンポジウム(6月13日)を紹介するとともに、関西の期待のプロジェクトの動向を探った。