学校法人桐朋学園が東京都調布市の音楽部門・桐朋学園大学仙川キャンパスで建設していた新校舎が完成した。「楽器の中で生活を送る」という音楽大学らしい発想から木造建築として計画され、学校施設としては国内に前例が無い大規模な耐火木造建築が実現した。完成したばかりの校舎は、既に学生たちが奏でる音色で満たされている。建築デザインを世界的建築家の隈研吾氏が担当し、近年人気が高まっている仙川の街の新たなランドマークとして評判を得ている。プロジェクトマネジメントはインデックスコンサルティング、設計監理・施工は前田建設が手掛けた。
■建築概要■
■工事名称/(仮称)桐朋学園音楽部門仙川新キャンパス建設計画
■所在地/東京都調布市若葉町1-41-1
■建築主/学校法人桐朋学園
■プロジェクトマネジメント/株式会社インデックスコンサルティング
■設計・監理/前田建設工業株式会社一級建築士事務所、隈研吾建築都市設計事務所
■構造設計協力/株式会社ホルツストラ(稲山正弘東京大学大学院教授)
■施工/前田建設工業株式会社東京建築支店
■敷地面積/41,946.57m2
■建築面積/1,232.45m2
■延床面積/4,765.21m2
■構造・規模/木造(地下RC造)、地下1階地上4階建て
■工期/2015年11月18日~2017年5月31日