山形県鶴岡市が進めてきた鶴岡市文化会館改築整備事業が完成し「荘銀タクト鶴岡」として9月30日、プレオープンを迎える。妹島和世建築設計事務所・新穂建築設計事務所・石川設計事務所による意匠設計は、国際的建築家と地域の建築家が肩を並べる設計共同体として構成され、市民の声も交えたワークショップを繰り返した。施工は竹中工務店・菅原建設・鈴木工務店特定建設工事共同企業体が担当し、手作りにこだわった工事を展開した。
■工事概要■
◇工事名称/鶴岡市文化会館改築工事
◇工事場所/山形県鶴岡市馬場町111ほか
◇発注者/鶴岡市◇意匠設計/妹島・新穂・石井共同体
◇構造設計/ARUP
◇設備設計/総合設備計画
◇監理/妹島・新穂・石井共同体
◇施工/竹中工務店・菅原建設・鈴木工務店特定建設工事共同企業体◇建物用途/劇場(1135席)
◇構造・規模/RC造・S造地下1階地上3階建て
◇建築面積/5,756m2
◇延べ床面積/7,846m2
◇工期/2014年10月~17年8月