東京都中野区で進められていた、明治大学付属中野中学・高等学校建替計画の主要施設が完成した。同校が2009年に迎えた創立80周年の記念事業の一環として実施したもので、2012年の着工以来、中学棟、高校棟、共用棟、第二体育館と順次建設を進め、5年の歳月を経て竣工させた。設計を日建設計、施工を鹿島建設が担当。施主、設計、施工が三位一体となり、運用中の学校内での工事を安全、円滑に遂行した。引き続き隣接する道路の拡幅やグラウンド改修などを進め来春全ての工事が完了する。明日28日、晴れやかに竣工式典が行われる。
■建築概要■
■工事名/明治大学付属中野中学・高等学校建替計画
■建設地/[西側]東京都中野区中野6225[東側]東京都中野区東中野334
■建築主/学校法人中野学園
■設計・監理/株式会社日建設計
■施工/鹿島建設株式会社東京建築支店
■敷地面積/[西側]4,125.64m2[東側]12,928.19m2
■建築面積/[中学棟・第二体育館]2,842.63m2[高校棟]2,986.63m2[共用棟]971.66m2
■延床面積/[中学棟・第二体育館]9,771.71m2[高校棟]9,994.80m2[共用棟]3,467.31m2
■構造・規模/[中学棟・第二体育館]SRC造 RC造 一部S造 地下1地上6階建て[高校棟]RC造 一部S造 地下1地上3階建て[共用棟]RC造 一部S造 地下1地上3階建て
■工期/[中学棟]2013年5月~2014年8月[高校棟]2014年12月~2016年3月[共用棟]2016年8月~2017年8月[第二体育館]2016年8月~2017年10月