埼玉県越谷市で建設が進められていた「獨協医科大学埼玉医療センター新棟」が完成した。獨協医科大学が、埼玉県東部の地域医療を支えてきた同大越谷病院に隣接して新たに設置したもので、病院名を「埼玉医療センター」に改称、既存棟、新棟合わせ県内最大級の病床数を誇る医療拠点が誕生した。設計を久米設計、施工を清水建設が担当。充実した救急医療や高度急性期医療、さらには人材育成など大学病院の機能が凝縮された施設は、既存棟とともに安心のシンボルとしての存在感を示している。きょう15日、待望の竣工式が行われる。
■建築概要■
■建物名称/獨協医科大学埼玉医療センター新棟
■建設地/埼玉県越谷市南越谷2-1-1
■発注者/学校法人獨協学園
■設計・監理/株式会社久米設計
■施工/清水建設株式会社
■敷地面積/7,851.78m2
■建築面積/4,386.10m2
■延床面積/25,086.70m2
■構造・規模/S造一部RC造地下2階地上8階建て
■工期/2016年2月1日~2017年10月31日