「わが国の良好な建築資産の創出を図り、文化の進展と地球環境保全を寄与する」ことを目的に、日本建設業連合会が毎年、国内の優秀な建築作品を顕彰する第58回BCS賞の表彰式がきょう17日、東京都千代田区の帝国ホテルで開かれる。本年度は76件の応募の中から、受賞作品に特別賞2件をあわせ17件を選定。用途は複合合施設、博物館、大学、事務所、スポーツ施設、庁舎など多岐にわたり、いずれもデザイン性や機能性の高さだけでなく、周辺環境・街並みへの配慮、地域との融合、新しい試みへのチャレンジなどの点で優れた建築作品と評価された。受賞作品については和・英文併記の作品集にまとめて、各国の在日本大使館にも配布し、日本の代表的建築作品として広く紹介される。