関西では今、2025年の万国博覧会や統合型リゾート(IR)の誘致をはじめ、リニア中央新幹線や大阪湾岸道路西伸部といった巨大プロジェクトに注目が集まっている。その一方で、これらの新設投資が十分に効果を発現するためには、既存インフラとの連携が不可欠であり、膨大なストックを計画的に維持管理・更新し、健全な状態で後世に引き継いでいくことが時代の要請ともなっている。本年度の「関西のインフラ構造物維持管理・更新企画」では、こうした観点の下、関西で進むメンテナンス技術者養成の取り組みや産学官連携による維持管理技術の開発動向などを紹介する。
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