国土交通省中部地方整備局が四日市港(三重県)で整備を進めていた臨港道路霞4号幹線「四日市・いなばポートライン(愛称)」が1日、開通した。四日市港の霞ヶ浦地区南ふ頭と伊勢湾岸自動車道みえ川越IC付近を結ぶ延長約4.1キロの路線。ルートは海岸線などを通り、その大半が高架構造となる。開通により高速道路から四日市港までの所要時間が約4割短縮され、輸送コストや港湾サービスの向上が図られるほか、周辺道路の渋滞緩和や災害時のリダンダンシー(代替機能)も期待されている。 |
■建築概要■ ■名称/臨港道路(霞4号幹線) ■愛称/四日市・いなばポートライン ■区間/四日市港霞ヶ浦地区南ふ頭(三重県四日市市霞2丁目)~都市計画道路川越中央線(三重県川越町) ■全長/約4.1km ■規格/片側1車線(歩道なし)、第3種2級相当 ■設計速度/50km/h ■計画交通量/1日当たり約9800台 ■整備期間/2004年度~2017年度(道路本体部) |