地方独立行政法人奈良県立病院機構が奈良市七条西町2丁目に建設を進めてきた「奈良県総合医療センター」が5月1日に開院を迎える。教育研修棟や外来診療棟、病棟(540床)、エネルギーセンター棟などで構成し、最新鋭設備を備えた県北和地域の高度医療拠点となる。
総延べ床面積6万7000m2に及ぶ大規模な病院建築を担当した奥村組・村本建設・山上組JVは、創意工夫と技術力を結集。現場では固いチームワークのもと、一丸となって作業の効率化や品質の向上、安全施工に取り組み、3年弱に及んだ工事を無事に完成させた。
■建築概要■
■工事名称/新奈良県総合医療センター新築工事
■工事場所/奈良市七条西町2丁目
■発注者/地方独立行政法人奈良県立病院機構
■設計・監理/株式会社梓設計関西支社
■施工/奥村組・村本建設・山上組JV
■構造・規模/免震構造(免震装置176基)、本館棟:S一部SRC造地下1階地上7階建て、エネルギーセンター棟:RC造地下1階地上1階建て、付属建築物:駐輪場、ポンプ室など
■病床数/540床
■敷地面積/7万9833m2
■建築面積/本館棟:1万2326m2、エネルギーセンター棟:1415m2、付属建築物:370m2
■延床面積/本館棟:6万3736m2、エネルギーセンター棟:3391m2、付属建築物:370m2
■工期/2015年3月10日~2017年12月28日