日向市新庁舎 完成

2018年5月1日 特集

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 宮崎県日向市が建設を進めていた新庁舎が完成した。免震構造の採用により耐震性能を格段に向上。各階四周に張り出したテラスは平時には市民の交流の場となり、外部から直接上がれる階段を設けることで津波災害時には避難場所として機能する。内装・外装には地元産木材をふんだんに活用した。設計・監理は内藤廣建築設計事務所・アーク計画設計事務所・甲斐修二設計室JV、建築主体工事は熊谷組・坂下組・辰工務店JVが担当。市民の安全・安心や新たなまちづくりの拠点として1日に開庁する。
■建築概要■
■工事名/日向市新庁舎建設事業建築主体工事
■場所/宮崎県日向市本町10番5号
■施主/日向市
■設計・監理/内藤・アーク甲斐設計共同企業体
■施工/熊谷・坂下・辰特定建設工事共同企業体
■敷地面積/2万1986m2
■建築面積/3220m2(本庁舎のみ)
■構造・階数/RC・プレストレストRC一部S造(基礎免震)、地上4階、塔屋1階
■延べ床面積/1万1573m2(本庁舎のみ)
■工期/2015年12月21日~2018年3月30日