論説・コラム
2025年1月10日[1面]
「あなたの役割は定点観察ではないか。人の集う復興が進むよう報道し続けてほしい」。20年余の記者生活で一番突き刺さったひと言だ。東日本大震災に伴う東京電力福島第1原子力発電所事故で混乱の最中にあった2…
2025年1月10日[16面]
建築へ/建築家・坂茂氏に聞く、美しい物を造るだけで良いのか-
建築家の坂茂氏が、2024年に高松宮殿下記念世界文化賞(日本美術協会主催)を受賞した。国内外でボランティア活動に取り組み、現地の人や若者ら多様な人と連携してきた坂氏。まもなく発災から30年となる阪神…
2025年1月9日[1面]
石破茂首相が6日の会見で「令和の日本列島改造」と銘打ち、地方創生の深化により「大胆な変革を起こす」と語った▼政府機関の地方移転を皮切りに、スタートアップの地域創業や大都市に立地する企業の本社機能移転…
2025年1月9日[18面]
スコープ/大規模プロジェクト25年に東京都心で多数始動、開発意欲は依然旺盛
東京都の都心3区(千代田、中央、港)では2025年、多数の大規模プロジェクトが本格始動する。六本木五丁目西地区(港区)の再開発は25年度中にも権利変換計画の認可を得て、約9.2haの施工区域内で既存…
2025年1月8日[1面]
今年の正月はのんびり実家で過ごそうと、家族を連れて静岡県の伊豆に里帰りした▼伊豆半島には風光明媚(めいび)な観光スポットが数多く存在する。季節ごとにさまざまな顔を見せ、作家・川端康成も小説「伊豆の旅…
2025年1月7日[1面]
「人は忘れる生き物」と言われるが、甚大な被害が発生した自然災害で得た教訓や知見は決して忘れず、防災・減災につなげていかなくてはならない▼本紙は元日特集号「安全・安心な国土づくり」を発行した。阪神・淡…
2025年1月7日[6面]
年始から地域建設業が奮闘/青森県で豪雪災害の除排雪、岩手県では鳥インフル対応急ぐ
新年の幕が開けてから1週間、東北の建設業界が「地域の守り手」としての役割を果たし続けている。豪雪地帯の青森県では、災害級の降雪に伴い道路の維持に向けた除排雪に対応。岩手県でも高病原性鳥インフルエンザ…
2025年1月6日[1面]
能登半島地震から1年/本復旧へ現場力駆使、建設業への期待大きく
能登半島地震の発生から1年が経過した。2024年1月1日の発災直後から建設業各社がインフラ管理者、行政機関と共に緊急対応を開始。技術力、現場力を駆使し、交通の大動脈の能越自動車道・のと里山海道や、甚…
2025年1月6日[1面]
福島県会津美里町雀林地区で毎年1月7日、伝統行事の「ヘビの御年始」が行われる。五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災を祈願し、法用寺仁王門に1年間祭られていたわら製のヘビを子どもたちが担いで家々を回る▼か…
2025年1月6日[3面]
ゼネコン各社/持続可能な価格・工期を浸透させる年に、民間建築でも変化の兆し
大都市圏などを中心とした旺盛な建設需要を追い風に、ゼネコン各社が民間建築工事での適正利益確保に力を注いでいる。資機材価格の高止まりや労務不足、働き方改革の推進などを背景に建設コストは上昇基調にあるが…