論説・コラム


2026年5月26日[1面]

回転窓/誰かの隣で生きる

 人は一人でも生きていける。けれど、心豊かに生きるには、誰かの存在が欠かせないのだと思う。誕生日という節目は、祝われる側だけでなく、「おめでとう」と声を掛ける側にも、相手の人生の隣に自分がいることを、…

2026年5月25日[1面]

回転窓/紙芝居に見る伝え方

 昭和初期の紙芝居で代表的なヒーローといえば「黄金バット」。後にアニメ化もされて人気を誇ったが、ある本を読んで興味深い誕生の経緯を知った▼元々の主人公は怪人「黒バット」。次々と作品が続いていくうちに強…

2026年5月22日[1面]

回転窓/東京の魅力を再発見

 赤れんがは一つ一つ色や形に違いがあり、風合いが時間の経過を感じさせる。都内にも東京駅丸の内駅舎や法務省旧本館など多くの赤れんが建築が現存するが、東京芸術大学の正門を入って左側にある「赤レンガ1号館」…

2026年5月21日[1面]

回転窓/幸せなジョギング

 先週、診察を終え病院から出てきた中学生が、不安そうにゆっくりと走り出すところを見かけた。地面の反発を懐かしむように全身で受け止め、感謝の気持ちを込めたような走り方だった▼腰のけがで4カ月ほど走れなく…

2026年5月20日[1面]

回転窓/0と1が紡ぐ世界と人間らしさ

 〈こんにちは。ご用件をお話し下さい〉。駅構内に設置してあるAIロボットに、乗り換え方法などを質問する光景を見かけた。正確な情報を多言語で教えてくれるロボットはインバウンドにも評判がいいようだ▼ロボッ…

2026年5月19日[1面]

回転窓/思い入れと思い込みの境界線

 思い入れと思い込みの差は、しばしば紙一重の顔をして現れる。改革に情熱を注ぐ者が、周囲の声に耳を傾けて軌道修正を重ねるなら、それは思い入れだ。けれども、同じ情熱が「必ず成功するはず」という慢心に変わり…

2026年5月18日[1面]

回転窓/思い出の残し方

 かつて愛用していたフィルムカメラを、家の引き出しにしまったままどれくらいの年月がたっただろうか。いつしか便利なデジタルカメラに興味が移り、すっかり縁遠くなってしまった▼2年前の本欄で、若者の間でふた…

2026年5月15日[1面]

回転窓/服装選びの心掛け

 冷房の過度な使用を控え、室温に適した服装で過ごす「クールビズ」が定着して久しい。春と夏の季節の変わり目にふさわしい服装を悩む季節だが、今年は4月に夏日を記録するなど迷うことなく、軽装に切り替えた人も…

2026年5月14日[1面]

回転窓/最近の体育祭事情

 昨日、近所の中学校で体育祭が行われた。保護者や近隣住民も毎年楽しみにしているが、今年は学校外のクラブ活動でけがをした生徒がずいぶんと多く、見慣れない場面がいくつかあった▼体育祭の実行委員長を務める生…

2026年5月13日[1面]

回転窓/円熟の力、AIを超える

 「お笑いの総合商社」といわれる吉本興業が、一部劇場に所属する芸歴18年目以上の芸人を対象に、定年制を導入する。7月末には、ピン芸人も含め計22組が劇場を卒業する▼SNSでは「若手にチャンスが回る」と…

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