論説・コラム


2026年2月25日[1面]

回転窓/老舗のおごり

 記念日などに少しだけ奮発してフレンチやすし屋へ足を運ぶ方も多かろう。小欄は銀座にあるなじみの天ぷら屋へ行くのがささやかな楽しみ。旬の味覚に舌鼓を打ち、英気を養っている▼その天ぷら屋は主人自らテーブル…

2026年2月24日[1面]

回転窓/料理に通じる経営学

 「料理は経営に似ている」とよく言われる。計画を立て、必要なものをそろえて実行し、結果を次に生かす。確かにそのプロセスは経営と重なる▼経営学は「誰かのために、何かをして、喜んでもらう」という、「人間の…

2026年2月20日[1面]

回転窓/万博の熱を花博へ

 団体・企業が主催する2026年の賀詞交歓会や新春交流会がほぼ終わった。今年は来賓のあいさつで、国土交通省の幹部が27年国際園芸博覧会(花博)に触れ、マスコットキャラクター「トゥンクトゥンク」のバッジ…

2026年2月19日[1面]

回転窓/空き家にともる再生の明かり

 春めいた光が海面を照らした日曜、海辺の高台にある一軒家で、画家やピアニスト、染織家らによる体験講座が開かれた。暖かな南風が吹き込む中、音楽に合わせた絵描きや旬の食材を使ったランチを、近所の人たちも楽…

2026年2月18日[1面]

回転窓/名は体を表す

 「名は体を表す」ということわざがある。名称とそのもの自体は切り離せないものであるとする仏教の「名体不二(みょうたいふに)」の考え方に由来する▼ベネッセの「2025年たまひよ赤ちゃんの名前ランキング」…

2026年2月17日[1面]

回転窓/海図なき航海に未来はあるか

 人は、自分の理解できる範囲でしか世界を認識できない。真の問題は、器の小ささや浅さそのものではない。それを自覚せず、自分の視界がすべてだと思い込むことにある。海図を持たずに航海へ出て、なぜ遭難したのか…

2026年2月16日[1面]

回転窓/還暦3人スキー旅の約束

 還暦を迎えた同級生仲間3人で先日、誰からともなく声が上がり一緒にスキー旅行へ出かけた。皆が久しぶりのゲレンデとあって、何度も休憩しながら緩斜面での滑りを楽しんだ▼スキー用具一式をレンタルすると、昔と…

2026年2月13日[1面]

回転窓/若い建築家の夢

 部屋に物を増やさないよう気を付けている。それでもあれやこれやと物は増え、徐々に狭くなる居場所。たまらず断捨離とともに模様替えを計画している。部屋を心地よい空間にと、悩み考えるのは楽しい▼さいたま市の…

2026年2月12日[1面]

回転窓/顔が見えない相手

 駆け出しの頃から、いまだに緊張する仕事の一つに電話応対がある。プライベートで使うくだけた言葉を封印し、相手に失礼がないよう細心の注意を払って用件を伝える。正しい日本語を選び、やりとりする行為は、想像…

2026年2月10日[1面]

回転窓/信用は残り、信頼は消える

 人の心が離れる瞬間は、音もなく訪れる。崩れるのはたいてい「信頼」であって、「信用」ではない。信用は履歴書のようなものだ。数字や実績で上書きされる▼あいさつの温度、言葉の裏表、沈黙への配慮。どれか一つ…

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