論説・コラム
2023年4月3日[4面]
23年度スタート/東京都は強靱化事業が始動、デベ各社は新体制で街づくり推進
2023年度が幕を開けた。東京都では長期的に防災・減災を推進する「TOKYO強靱化プロジェクト」がスタート。防災機能を強化するため、都内自治体では老朽化が進む庁舎の再整備に一段とアクセルを踏み込む。…
2023年3月31日[1面]
2022年度が終わる。生活や仕事の変化を前に慌ただしい読者も多かろう▼「人に何かを伝えるときは必要十分条件ではだめで、必要十二分条件を言わなければ真意は伝わらない」。今月末退官する高知工科大学の磯部…
2023年3月30日[1面]
NHKの連続テレビ小説「舞いあがれ!」があす最終回を迎える。空を飛ぶ夢に向かって奮闘するヒロインの物語。最終盤には空飛ぶクルマやコロナ禍のことも描かれ、人が空を飛ぶことのすごさ、行きたい場所に行けて…
2023年3月29日[1面]
ある百貨店の食品売り場、いわゆるデパ地下に東京・巣鴨の老舗の塩大福が並んでいた。巣鴨とげぬき地蔵で親しまれる高岩寺の参拝土産として名高く、多くの人に好まれている▼北海道十勝産の小豆を使ったあんこを、…
2023年3月28日[1面]
福岡の都心に近く、自然豊かな人気スポットの糸島半島。多くの人が訪れるエリアながら、太平洋戦争末期に海軍航空隊の秘匿基地があったことはあまり知られていない▼冬場に名物のカキ小屋でにぎわう半島南西部、船…
2023年3月27日[1面]
詩人の高田敏子さん(1914~89年)は川に架かる橋の姿を見るのが好きだった。橋の持つあるさびしさと、美しさに引かれる自分の心を見つめて出来た詩がある▼〈橋は聞いている 川の声を ひととき 車のとだ…
2023年3月24日[1面]
京王電鉄らが小説と連動して街歩きを促す取り組みを始めた。沿線の街をテーマにした短編小説シリーズ「いつも駅からだった」を小説家の岩井圭也氏が執筆。謎解きの要素を盛り込み、答えを探りつつ実際に散策しても…
2023年3月23日[1面]
3月に入り全国的に気温が高く推移し、各地で平年より早く桜が開花している。花見の名所では久しぶりに飲食の自粛要請もなく、にぎやかな声を聞けるシーズンとなりそうだ▼花より団子、それよりお酒という方もおら…
2023年3月22日[1面]
ただより高いものはない-。無料や無償なものも、後になって相応の出費や要求が伴うことを意味し、世の中はそれほど都合が良くできていないという戒めの言葉でもある▼少しでも安く購入し、利用したい消費者心理か…
2023年3月20日[1面]
松尾芭蕉に春を詠んだ有名な句がある。〈花の雲鐘は上野か浅草か〉。江戸深川の芭蕉庵で作られた▼聞こえてくる鐘の音は上野の寛永寺か、それとも浅草の浅草寺か。咲き誇った桜が連なり雲のように見える中で思いを…