技術・商品
2025年1月16日[3面]
竹中工務店ら/スギCLTの木目生かす準不燃材を開発、高透明性塗料を塗布
竹中工務店らは、スギを加工したCLT(直交集成板)に透明性と耐久性に優れた難燃化塗料を塗布した内装向けの準不燃材料を開発した。このほど同社単独で準不燃材料の国土交通大臣認定を取得。建築基準法の内装制限を受ける天井や壁の仕上げで、スギCLT表面の木目がきれいに見える温かみのあるデザイン空間を実現する。当面は同社が設計、施工する物件に適用を検討し、将来的には他社のゼネコンなどが施工する物件にも適用拡…
2025年1月10日[3面]
大成建設ら/セメント不要のグラウト材開発、製造時CO2を8割削減
大成建設とブイ・エス・エル・ジャパン(東京都新宿区、山村徹社長)は、環境配慮型のグラウト材「T-eCon/アンカーグラウト」を共同開発した。セメントを使わない結合材を使用することで、セメントと水の結…
2025年1月9日[4面]
東京都は多摩地区の山間部を中心に、コンクリート舗装をさらに採用していく。トンネル舗装の新設や改修、急勾配道路の舗装敷き直しといったタイミングで積極的に取り入れる。耐熱性や耐久性に優れるコンクリート舗…
2024年12月27日[3面]
日本工営が、AI技術を駆使して橋長10メートル以下の小規模橋梁の定期点検の効率化に取り組んでいる。山口県の小規模橋梁の定期点検に、県と共同開発した点検アプリを導入。記録作成機能により、点検結果を県の…
2024年12月26日[3面]
U’sFactory/一連サービスでBIM積算効率化、実践教育にも応用可能に
BIM関連サービスを手掛けるU’sFactory(横浜市保土ケ谷区、上嶋泰史社長)は、BIMのモデリングや積算などを効率化するシステムの一体展開を強化する。グラフィソフトのBIMソフト「Archic…
2024年12月24日[3面]
清水建設/あと施工アンカー設計・施工法に初の強度指定、常時荷重の部材接合有効
清水建設は日本ヒルティ(横浜市都筑区、堺直樹社長)の協力を得て、短工期かつ低コストでRC造やSRC造の躯体に鉄骨小梁を接続する「あと施工アンカー」の設計・施工法を確立した。信頼性を証明する初の強度指…
2024年12月23日[3面]
鴻池組、ARAV/ジブクレーンを自動運転、現場実装へシステム開発急ぐ
鴻池組は建設現場のDX実現を目指すスタートアップのARAV(東京都文京区、白石レイエス樹社長)と共同で、ジブクレーン自動運転システムの開発を急いでいる。既にクレーンが周辺環境を計測して障害物を特定し…
2024年12月23日[3面]
NIPPO/搭乗式電動ローラーを舗装現場適用、環境性と施工性を両立
NIPPOは国内初となる舗装用の搭乗式電動ローラーを導入し、国土交通省中部地方整備局発注の「令和5年度1号清水立体飯田地区舗装設備工事」(静岡市清水区)に適用した=写真(NIPPO提供)。エンジンを…
2024年12月20日[3面]
鹿島/CSG締め固め品質管理新手法を成瀬ダムで導入、人員7割削減
鹿島は、現場発生土材(石や砂れき)やセメント、水などを混合した材料「CSG」で打設したコンクリートの締め固め品質を管理する手法「Geo-DX Compaction」を開発した。地盤の電気抵抗を利用し…
2024年12月18日[3面]
竹中工務店、鹿島ら/資材自動運搬ロボ共同開発へ、25年4月実用化めざす
竹中工務店と鹿島、アクティオの3社が、建設現場の資材を自動で運ぶロボットを共同開発している。高層建物の工事現場で、中層部に運ばれた資材を高層部へと自動で運搬。平均10人程度が必要な搬送作業を、ロボッ…