技術・商品


2025年4月11日[3面]

安藤ハザマら/現場のデジタルツイン構築、施工管理を省人化・省力化

 安藤ハザマとWorldLink&Company(京都市北区、須田信也社長)は、建設現場のデジタルツインを構築するプラットフォームを開発した。点群をベースとする仮想空間で現場の変化を3Dで捉えられる。工程情報と連携することで施工の進捗率や今後の進み方を予測し、利用者に提示する施工管理支援ツールとしても活用できる。施工中の大規模造成工事で運用しており、施工管理を省人化、省力化する有効性を確認した。 …

2025年4月10日[3面]

竹中工務店/WLC可視化し評価、CO2排出量削減や情報開示支援

 竹中工務店らは、建築物のホール・ライフ・カーボン(WLC)を可視化、評価するプラットフォーム「Z-CARBO(ジカーボ)」を開発した。これまでに設計・施工一括(DB)などで手掛けた100件以上の物件情報を蓄積している見積もりシステムと連携し、AIが分析したデータを用いて建築物のライフ・サイクル(LC)を通じた二酸化炭素(CO2)排出量を定量的に評価。建設業界トップのZEB認証実績や脱炭素の技術力…

2025年4月7日[3面]

PKSHA Technology/AIで面接スキル向上、ミスマッチ防止など

 AIサービス開発を手掛けるPKSHA Technology(パークシャテクノロジー)が、AIを使った面接官のスキル向上に取り組んでいる。AIで人事業務の効率化を実現するソリューションサービス「AI …

2025年4月4日[3面]

清水建設、日本道路/BIM・CIMで道路施工のDX推進、3Dデータをシームレスに

 清水建設と日本道路が道路施工のDXを強力に推進している。検討段階で使用したBIM/CIMモデルの3Dデータをそのまま施工にも展開するシームレスなデータフローを構築。両社で組成したJVが福岡市東区で施…

2025年4月3日[3面]

燈/建設業界特化型AIエージェント開発、顧客企業ごとにカスタマイズ

 建設DXを手掛ける燈(東京都文京区、野呂侑希最高経営責任者〈CEO〉)が、建設業界特化型のAIエージェントを開発した。自社の大規模言語モデル(LLM)を使用した建設業界向けのAIチャットサービス「光…

2025年4月2日[2面]

東急建設ら/打ち分け不要の耐震スリット材開発、打設管理効率化、品質向上

 東急建設とJSP(東京都千代田区、大久保知彦社長)、クギン(名古屋市中区、釘宮祐治社長)は、RC造建築物のコンクリート打設時に柱と壁の交互打ち分けを不要とする耐震スリット材を共同開発した。東急建設が…

2025年4月1日[2面]

JACIC/新サービス「コブリス・プラス」を5月7日から提供開始

 日本建設情報総合センター(JACIC、山田邦博理事長)は、既存の建設副産物情報交換システム(コブリス)と建設発生土情報交換システム(発生土システム)を全面的にリニューアルし一体化した「コブリス・プラ…

2025年4月1日[3面]

戸田建設ら/雨水貯留施設をコンパクト化、逆流防止弁付きの有孔中空円管採用

 戸田建設と日本ヒュームは、施設規模をコンパクト化できる地下式雨水浸透貯留システムを共同開発した。躯体側壁や柱に逆流防止弁付きの有孔中空円管を採用。雨水貯留時には逆流防止弁付き孔の機能で側壁から周辺地…

2025年3月28日[3面]

鹿島/覆工全自動打設多様な現場で対応可能に、流動化コンクリでコスト低減

 鹿島は建設現場で流動化させる低コストの覆工用高流動コンクリートを開発し、既存の「全自動トンネル覆工コンクリート打設システム」と組み合わせる形で実工事に初導入した。生コン工場で製造したスランプ15セン…

2025年3月25日[3面]

大成建設ら/環境配慮コンクリで新タイプ開発/副産物利用量を約8倍拡大

 大成建設は、同社が展開する環境配慮コンクリート「T-eConcrete」の新タイプを相模原市やJR東海と共同開発した。原材料であるセメントや天然砂に代えて高炉スラグや溶融スラグを利用し、刺激剤として…

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