技術・商品
2024年10月3日[3面]
大林組ら/地下コンクリ躯体の防水工法開発、短工期で湧水浸入防止
大林組は地下水が原因の漏水を短工期で未然に防ぐ、地下コンクリート躯体の防水工法を開発した。特殊な立体繊維を一体化させたエチレン酢酸ビニール樹脂(EVA)系の防水シートを、地下コンクリート躯体の内側か…
2024年10月2日[3面]
大成建設/「やわらかい木」を構造部材に利用、壁や屋根を曲線的なデザインに
大成建設は、人の手で簡単に曲げたりねじったりできる高弾性の木質材料「やわらかい木」を、構造部材として使う新構法を開発した。一定間隔で並べた木製の柱に帯状のやわらかい木を格子状に編み込み、曲線的なデザ…
2024年10月1日[3面]
東大、清水建設ら/カーボンネガティブCCC、実建築物適用にめど
東京大学や清水建設らによる研究グループは9月30日、大気中の二酸化炭素(CO2)と廃コンクリートから生成した炭酸カルシウムによる「炭酸カルシウムコンクリート(CCC)」を用いて、建築物などを建設でき…
2024年9月30日[3面]
清水建設ら/ジオポリマーコンクリ副産物活用率96%に、CO2排出やコストも低減
清水建設と神戸製鋼所、ポゾリスソリューションズは、原材料に用いる産業廃棄物の活用率を大幅に高められる「ジオポリマーコンクリート」を共同開発した。主原料としてジオポリマーの活性フィラー(粉体)に利用す…
2024年9月27日[3面]
鹿島/スマート床版更新システムを1車線規制の実工事に初導入、必要期間を70%短縮
鹿島は道路橋の床版取り換え工事に伴う交通規制を大幅に短縮できる「SDRシステム」を、幅員方向を分割する現場に初めて導入した。既設床版の撤去から新設床版の架設まで一連の作業にかかる期間は、標準的な工法…
2024年9月26日[3面]
大成建設/PCaPC床版の幅員方向接合技術を開発、施工性向上と工期短縮実現
大成建設は、1車線規制で取り換えが可能なプレキャスト・プレストレストコンクリート(PCaPC)床版を幅員方向で接合する技術を開発した。車両進行(橋軸)方向の床版接合を効率化する施工法「Head-ba…
2024年9月25日[3面]
大林道路/橋梁RC床版補修を1車線規制で高速施工実現、超高強度セメント複合材活用
大林道路は超高性能繊維補強セメント系複合材料の「スティフクリート」を用いた高速道路の橋梁RC床版補修で、1車線規制での高速施工を初めて実現した。対象は中日本高速道路金沢支社が発注した「北陸自動車道(…
2024年9月24日[3面]
九電工/ビジネスチャット介し生成AIの活用拡大、DXへ取り組み加速
九電工がDXへの取り組みを加速している。LisBが手掛ける現場向けビジネスチャット「direct(ダイレクト)」を介して、生成AIを用いたチャットボット(自動応答システム)の活用を拡大。初弾として、…
2024年9月20日[3面]
竹中工務店ら/円滑に移動式クレーンを遠隔操作、運転席を忠実に再現
竹中工務店はタダノ、建設会社のアルモ(高松市、河田宣人社長)と共同で移動式クレーンの遠隔操作システム「CRANET(クラネット)」を開発した。高松市に設けた専用コックピットから約70キロ離れた徳島市…
2024年9月19日[3面]
NEDO、住友大阪セメント/低炭素型半たわみ舗装材を開発、CO2排出量58%削減
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と住友大阪セメントは「次世代低炭素型半たわみ性舗装」の開発と試験施工に成功した。NEDOのグリーンイノベーション基金事業を活用して開発。セメント製造から…