清水建設は山岳トンネル工事の発破掘削後、設計断面に対する掘削の過不足情報が可視化できるステムを開発した。３Ｄレーザースキャナーで計測した掘削面の形状と設計形状を比較し、掘削の過不足量で色分けしたマッ…

　鹿島はトンネル鋼製支保工の全周が地山から受ける応力を、高性能の光ファイバーでリアルタイムに精度よく把握できることを施工中の山岳トンネル現場で実証した。計測結果を基に支保工の配置パターンを的確に変更で…

　大林組らは人口集中地区（ＤＩＤ）となる橋梁建設現場で、重量物運搬用ドローンを自動自律で飛行させ、資材を運搬する試験運用を始めた。適切な経路を選定し、機体と運用方法の安全性を検証。ドローンを橋梁現場で…

　戸田建設ら３社は、硬質地盤掘削に使用するシールド機のローラーカッターを安全に交換できる装置を共同開発した。カッタースポーク内に設置する交換装置はローラーカッターを固定した回転機構を備える。交換時には…

　大林組は人工光を使い、苗木を安定的に栽培・育成する技術を開発した。木造建築物の構造部材として利用可能なカラマツなどの苗木を、人工光で制御された室内環境で育成する。天候に左右されず育苗期間の短縮と出荷…

　戸田建設は、サービスロボットと人が共生する「ロボットフレンドリー」なオフィス空間の創出に向けた提案に力を入れている。その一環として、高層階でも安定した通信ネットワークが構築できる自社開発の通信システ…

　国際航業ら４社でつくるコンソーシアムが、東京都内の荒川河川敷でローカル５Ｇを使った防災や河川管理の高度化を図る実証事業に取り組んでいる。総務省の「課題解決型ローカル５Ｇ等の実現に向けた開発実証（特殊…

　鴻池組や富士興産など５者は、施工現場の二酸化炭素（ＣＯ２）排出量削減に向け、建設機械の燃料に軽油代替燃料を使う実証実験を行う。使用燃料は軽油に高純度バイオディーゼル燃料を３０％混合した「Ｂ３０燃料」…

　自動車部品製造などを手掛けるヒロテック（広島市佐伯区、鵜野徳文社長）と大林道路、土木建設・運輸業の大蓉ホールディングス（ＨＤ、埼玉県川口市、西田喜代子代表取締役兼最高経営責任者〈ＣＥＯ〉）は、ダンプ…

　清水建設ら３者は位置情報などのビッグデータと先端テクノロジーを活用したシミュレーション技術を掛け合わせ、交通や防災、観光分野の最適化を図るデータ分析プラットフォームの開発に着手した。各分野を横断的に…