鹿島は１６日、製造過程の二酸化炭素（ＣＯ２）排出量が実質ゼロ以下となるカーボンネガティブコンクリートを活用した「ＣＵＣＯ－ＳＵＩＣＯＭ型枠」（クーコスイコム型枠）を開発したと発表した。ＣＯ２を固定す…

　大林道路が大分県別府市の別府サテライトアスコンにサイロ無人出荷システムを構築し稼働を始めた。同社が取り組むアスファルトプラント効率化計画の初弾となる。デジタル技術などを活用し入場から受け付け、車両誘…

　鹿島道路は、鹿島と共同で取り組む舗装建設機械自動化の初弾として、自動運転ローラーを開発した。鹿島が現場で実績を重ねている次世代建設生産システム「クワッドアクセル」と連携。舗装用振動ローラーに位置・姿…

　戸田建設は１０日、１平方ミリ当たりの設計基準強度が１５０ニュートン級の超高強度コンクリートを使ったコンクリート充てん鋼管柱（ＣＦＴ柱）の施工法を確立したと発表した。地震に対する安全性を確保しつつ柱断…

　東京都は中温化技術で製造した「中温化アスファルト合材」が、締め固め時に基準温度を下回る場合の施工性や舗装性状などの調査に乗り出す。中温化アスファルト合材は１３０～１５０度で製造する。締め固め時の基準…

　ＪＲ東海は、ドローンを活用して災害発生直後の構造物を調査する手法を新幹線で試行導入した。機体に搭載したカメラで橋桁などを撮影し、構造物のゆがみや亀裂の有無を確認する。作業員が高所作業車を使って目視点…

　熊谷組は８日、アースドリル工法による場所打ちコンクリート杭の施工に当たり、支持層の確認をより確実にする技術を開発したと発表した。雄正工業（東京都新宿区、二川和雄社長）と共同開発した。地面を掘削するド…

　ＪＲ東日本は、ＡＩを活用して信号設備の障害を特定する復旧支援システムを開発した。過去に起こった輸送障害の中から、最も近い原因を特定したり、復旧方法を表示したりする。信号設備の回復に必要な確認作業の時…

　日建設計は、建設に起因する温室効果ガス（ＧＨＧ）排出量を容易に概算シミュレーションできるツールを開発し、建築・設計業務で本格運用を始めた。計画の初期段階も含めて、建設起因ＧＨＧ排出量と工事費を同時に…

　フジタは７日、自社開発を進めるリン吸着炭「プライムカーボン」などを活用した脱炭素・資源循環事業の推進に向け、沖縄県石垣市と包括連携協定を結び、実証試験を本格始動したと発表した。フジタが中心となり市内…