行政・団体


2024年11月19日[1面]

日建連、全建、道建協/中野洋昌国交相に要望/公共事業費、当初予算で確保を

 日本建設業連合会(日建連、宮本洋一会長)、全国建設業協会(全建、今井雅則会長)、日本道路建設業協会(道建協、西田義則会長)の3団体首脳は中野洋昌国土交通相を15日に訪ね、公共事業予算の確保などを求めた。本年度を上回る2025年度当初予算の確保や、国土強靱化実施中期計画の早期策定などを要望。日建連と全建は実施中期計画に必要な予算として「5カ年で25兆円」との規模感を示した。  日建連は宮本会長と押…

2024年11月19日[2面]

小型無人機環境整備官民協議会/ロードマップ原案公表/ドローンレベル4飛行盛り込む

 産学官でドローンなどの利活用促進を議論している「小型無人機に係る環境整備に向けた官民協議会」は15日に会合を開き、「空の産業革命に向けたロードマップ2024」の原案を示した。「環境整備」「技術開発」「社会実装」の3項目を中心に、今後の取り組みや目標を整理。社会実装ではレベル4(有人地帯、補助者なし、目視外飛行)による飛行を含む利活用拡大へ向けた支援策のほか、能登半島地震を踏まえた災害時の活用推進…

2024年11月19日[5面]

関東整備局ら/中川・綾瀬川流域水害対策で素案/被害湛水解消へ貯留施設整備

 中川と綾瀬川流域の1都2県3区20市5町と関東地方整備局ら国の機関で構成する「中川・綾瀬川流域水害対策協議会」が、流域水害対策計画素案をまとめた。今後30年間で実施する対策内容を明示。下水道管理者や地方自治体、民間事業者が連携して雨水貯留や河川への排水施設を整備することで、住宅で床上・床下浸水などが起こる水量(被害湛水)の抑制につなげる。2024年度中の計画策定を目指す。  18日にさいたま市中…

2024年11月18日[1面]

国交省/法令順守指針で改定案、リスク情報通知の判断基準明示・改正業法12月施行分

 国土交通省は12月中旬に施行する改正建設業法の規定に合わせ、元下間と受発注者間の「建設業法令順守ガイドライン」を改定する。受注者から注文者への「恐れ(リスク)情報」の通知を起点とする契約変更協議の円…

2024年11月18日[2面]

建専連/全国大会で寸劇や鼎談、サブスクで元下契約のアイデアも披露

 建設産業専門団体連合会(建専連、岩田正吾会長)が14日に東京都内で開いた全国大会で、若年層から選ばれる魅力的な産業への変革が求められる建設業界の今後を展望する寸劇と鼎談(ていだん)が行われた。改正建…

2024年11月18日[13面]

四国圏広域地方計画協議会/中間まとめ素案、強くしなやかに自然と共生目標

 四国地方整備局が事務局を務める四国圏広域地方計画協議会は15日、策定中の新たな四国圏広域地方計画の中間取りまとめ(素案)を明らかにした。南海トラフ地震や老朽化した社会インフラのメンテナンス、深刻化す…

2024年11月15日[1面]

建専連が都内で全国大会開く/職人の賃上げ実現へ、不毛な競争しない・させない

 建設産業専門団体連合会(建専連、岩田正吾会長)は14日、2024年度全国大会を東京都港区のニッショーホールで開いた。「職人たちの未来予想図-現場に光るやりがいの汗-」をテーマに建設業の現状と将来展望…

2024年11月15日[1面]

23年度都道府県発注工事の週休2日達成率、全国平均63・4%/国交省調べ

 国土交通省の調査によると、都道府県発注の2023年度完了工事のうち週休2日を実際に達成した割合は全国平均で63・4%だった。初の調査だった21年度は30・7%、22年度は46・5%と全国平均は年を追…

2024年11月14日[1面]

政府経済対策の国交省施策案/国土強靱化を着実に推進、地方創生へまちづくり支援など

 政府が月内決定を目指す経済対策で、国土交通省関係の主要施策案が明らかになった。国土強靱化の推進に向け、直近の資材価格高騰の影響などを考慮しながら「必要かつ十分な予算を確保」する方針。石破茂首相が掲げ…

2024年11月14日[1面]

中野洋昌国交相/建設業の担い手確保に注力、現場第一主義で施策推進

 中野洋昌国土交通相は13日、日刊建設工業新聞など専門紙各社の就任インタビューに応じた。建設分野は「将来的な担い手の確保」を課題に位置付け、処遇改善と働き方改革に取り組む考えを示した。人口減少や資材価…

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