行政・団体


2024年7月18日[10面]

スコープ・能登半島地震/水産庁、漁業地域復旧・復興の技術的考え方

 ◇地盤隆起の規模別に選択肢  水産庁の有識者検討会が、能登半島地震で被災した漁港の復旧・復興の技術的な考え方をまとめた。地震で発生した最大約4mの地盤隆起などの被害に対し、隆起に応じた復旧の方策や復…

2024年7月17日[1面]

防衛省/直轄工事の人員不足対応策、遠隔地からの作業員確保へ宿泊費を積算に計上

 防衛省は離島など作業員不足が見込まれる地域の直轄工事で、遠隔地から作業員を確保するための費用を積算に加える措置の対象工事を拡大した。作業員不足が見込まれる地域であれば、離島などに限定せず、遠隔地から…

2024年7月17日[1面]

日建連、鉄道運輸機構/働き方改革推進へ委員会設置、施工管理効率化など3WG

 日本建設業連合会(日建連、宮本洋一会長)と鉄道建設・運輸施設整備支援機構は、「鉄道建設工事働き方改革推進委員会」を設置した。鉄道工事の品質確保と働き方改革の推進が目的。書類の削減といった施工管理の効…

2024年7月16日[1面]

斉藤鉄夫国交相/上下水道DX今後5年程度で全国実装、24年度内にカタログ策定

 斉藤鉄夫国土交通相は12日の閣議後会見で、上下水道施設のメンテナンス効率を高めるデジタル技術を、今後5年程度で全国に実装していく考えを明らかにした。施設の老朽化や職員不足が進む中、「上下水道のDX化…

2024年7月16日[1面]

国交省直轄営繕工事/週休2日の23年度達成率98%超、月単位へ対応改善を継続

 国土交通省は直轄営繕事業で2023年度中に完了した工事の98・4%で週休2日(4週8休)を達成した。対象工事128件のうち未達成だったのは2件だけで、受注者側が回答した要因はいずれも「職人の確保が困…

2024年7月16日[6面]

北海道/新総合計画を策定、ゼロカーボンや強靱化などで108の指標設定

 北海道は11日、札幌市中央区の本庁舎で会議を開き、2024年度からおおむね10年間を計画期間とする新たな総合計画を決定した。「潜在力発揮による成長」など三つの基本方向の下、政策の柱としてゼロカーボン…

2024年7月16日[10面]

スコープ災害復旧/近畿整備局、紀伊半島大水害13年・赤谷地区の砂防事業完成

 2011年9月の台風12号に伴う記録的な豪雨により奈良、和歌山、三重の3県にまたがる紀伊半島で3000カ所以上の斜面崩壊が発生し、多くの尊い命が失われた「紀伊半島大水害」から間もなく13年を迎える。…

2024年7月12日[1面]

能登半島地震/災害廃棄物の広域処理開始、海上輸送でセメント原燃料に

 能登半島地震で被害を受けた家屋などの解体工事の本格化に伴い、円滑な災害廃棄物処理を進めることを目的とした海上輸送による広域処理が11日に始まった。石川県能登町での公費解体で発生した廃棄物を、宇出津港…

2024年7月12日[1面]

都道府県・政令市/半数以上でスライド条項の適用増、品確法踏まえ基準を

 国土交通省が都道府県・政令市発注工事でのスライド条項の運用状況を調査したところ、2023年度に適用した工事件数が22年度より増加したのが半数以上の36団体に達した。建設資材価格の急騰は以前より落ち着…

2024年7月12日[5面]

関東整備局/「若手・女性技術者奨励賞」25年度に創設、事務所長表彰として加点

 関東地方整備局は、地域建設業での若手・女性技術者のさらなる活躍を促すため、2025年度に「若手・女性技術者奨励賞」を新設する。対象者は35歳未満の若手か女性(年齢制限なし)の現場代理人など。初回は2…

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