企業・経営
2025年1月20日[1面]
梓設計/仏アリーナ運営会社とMOU交換、計画段階からノウハウ反映
梓設計は17日、アリーナ運営を展開するフランスのパリ・エンターテイメント・カンパニー(PEC、ニコラ・デゥプゥ最高経営責任者〈CEO〉)と協業の覚書(MOU)を交わした。計画段階から設計事務所と運営会社のノウハウを同時に取り入れることで、アスリートや観客らの満足度が高い付加価値を創出する。国内では改修案件の増加も見込まれる中、PECの知見を参考にして国内外で持続可能なアリーナ運営のモデル構築を目…
2025年1月20日[3面]
25年に節目迎える企業/錢高組が創業320周年、前田道路らが100年企業入り
2025年も多くの企業が創業・創立の節目を迎える。建設関連では錢高組が創業320周年、加賀田組が130周年となり、前田道路や三機工業、朝日工業社らが「100年企業」の仲間入りを果たす。働き方改革やDX、脱炭素など社会のニーズは多様化している。各社は時代の変化に合わせて変革しつつ、国土や地域の造り手・守り手として積み上げてきた実績や技術力を基盤に持続的成長を目指す。 東京商工リサーチによると、2…
2025年1月17日[3面]
鹿島/無響室をリニューアル極限まで性能アップ、つり構造で理想的な無響状態実現
鹿島は技術研究所(東京都調布市)西調布実験場内の無響室をリニューアルし、極限まで無響性能を高めた。無響性能の妨げとなっていた測定対象を支える装置や床などの反射物をなくし、測定機器や測定対象物をワイヤで空中に浮かせる構造を確立。理想的な無響状態で音響計測できる。より高品位な音響空間構築の技術開発を進める。英サウサンプトン大学と共同開発した立体音響技術「OPSODIS」(オプソーディス)の性能向上に…
2025年1月15日[3面]
東亜建設工業ら/バイオ燃料FAMEの製造・販売に向け検討、異業種連携で脱炭素化
東亜建設工業と石油製品販売の三和エナジー(横浜市港北区、高松克行社長)は、廃食用油からバイオディーゼル燃料(FAME)を製造・販売する共同事業の検討を始めた。三和エナジーの製造・供給のノウハウと、東…
2025年1月14日[3面]
若築建設/1万t級ケーソン積載のFD建造、外郭施設を含む港湾整備事業に活用
若築建設はケーソンを安全確実に製作・進水させる作業船、フローティングドック(FD)を新造する。積載能力は1万トン級。既存のFDと比べジブクレーンの性能を50%程度アップさせ、鉄筋のユニット化や鋼製型…
2025年1月9日[3面]
いであは、河川の流れや河床変動を解析するソフトウエアのiRICを活用した「汽水環境評価ツール」を開発した。iRICの河川環境予測評価プログラム(EvaTRiP Pro)を汽水域用に改良したツールで、…
2025年1月9日[3面]
東亜建設工業/常滑港(愛知県常滑市)で藻場造成事業、物流企業と業務提携
東亜建設工業は、愛知県常滑市沖の常滑港樽水地区でアマモ場造成プロジェクトを始めた。名古屋港を基盤とする総合物流企業のフジトランスコーポレーション(名古屋市港区、系井辰夫社長)と業務提携契約を締結。伊…
2025年1月8日[2面]
積水化学工業/ペロブスカイト太陽電池量産へ新会社設立、100MW製造ライン稼働へ
積水化学工業は6日、ペロブスカイト太陽電池の設計や製造、販売を行う新会社「積水ソーラーフィルム」を設立した。シャープの本社工場(堺市堺区)の建物や電源設備、冷却設備なども取得した。100メガワット製…
2025年1月7日[1面]
25年がスタート/ゼネコン各社トップが年頭あいさつ、持続可能な産業へ挑戦と成長
2025年がスタートした。6日に仕事始めを迎えた建設関連企業の経営トップが年頭のメッセージを社員に発信。建設需要は旺盛なものの、資機材価格や労務費の高止まりなど先行きの不透明感もあり、利益の安定確保…
2024年12月26日[1面]
大成ロテック/残コン・戻りコンを直接受入、再生材へ処理スキーム構築
大成ロテックが産業廃棄物の中間処理施設「城南島リサイクルセンター」(東京都大田区)で、都内の建設現場で増加する残コンクリート・戻りコンクリートの受け入れ事業を展開している。生コン工場には戻さず、不養…