工事・計画


2025年4月11日[4面]

東京都/臨海部地域公共交通計画改定へ、現計画の目標達成状況など調査

 東京都は鉄道やBRT(バス高速輸送システム)など複数の公共交通が存在する臨海地域で、一層の移動の円滑化を図る。同地域のまちづくりとバランスの取れた公共交通網構築を目指す「東京都臨海部地域公共交通計画」(2021年3月策定)の達成状況などを調査した上で、改定案を策定する業務を10日に公告した。BRTの事業計画も検証し、地域内の交通網充実につなげる。  都都市整備局は同日、「令和7年度臨海部地域公共…

2025年4月11日[5面]

関東整備局/川俣ダムで岩盤PSアンカー65本更新、工事用道路の設計へ

 関東地方整備局は、栃木県日光市の川俣ダムで岩盤基礎を補強する「岩盤PSアンカー」の更新工事に着手する。堤体を支える岩盤の左右岸に計65本のアンカーを定着させてダムの安定化を図る。アンカーの最大長さは70メートルで、プレストレストコンクリート(PC)鋼より線を束ねたものを使用する。2025年度は工事用道路の設計などに着手する。37年度の事業完了を目指す。  川俣ダムは1966年に完成したアーチ式コ…

2025年4月11日[9面]

愛媛県今治市/本庁舎移転計画、複合化へ25年度に基本構想・計画着手

 愛媛県今治市は、10日に公表した「今治市中心市街地グランドデザイン(案)」に市役所本庁舎の移転を盛り込んだ。候補地は県東予地方局今治支局と河野美術館敷地(旭町)。2棟分棟パターンを最適案に選定している。市と県で協力し、庁舎複合化を基本方針として検討を進める。2025年度中に基本構想・基本計画の策定に着手したい考えだ。  現庁舎(別宮町1の4の1)は1958年に竣工したRC造3階建て延べ4178平…

2025年4月10日[8面]

旧青森国際ホテル跡地再開発/年度内の事業認可取得へ、青森市が施行区域を公告

 JR青森駅前にある旧青森国際ホテル跡地地区(新町1)の第1種市街地再開発事業で、施行主体の再開発準備組合(代表・神克行城ケ倉観光社長)は2025年度内の事業認可取得を目指している。青森市は施行区域の公告と未登記の借地権申告の受け付けを9日に開始。再開発組合の設立に必要な土地所有者や借地権者の同意取得段階に入る。年度内に現地調査や基本設計を進め、年度末までに組合を設立する。  24年3月の都市計画…

2025年4月9日[4面]

東京・品川区/新総合庁舎整備工事3件入札公告、4月21日まで参加受付

 ◇総事業費は706億円  東京・品川区は7日、「品川区新総合庁舎整備工事」と関連する設備工事2件の制限付き一般競争入札を公告した。いずれも申請書を21日まで電子入札サービスで受け付ける。入札期間は7月29日までで、同日の開札を予定。工期は2029年6月29日まで。整備工事の予定価格は425億8408万円(税込み、以下同)。区は総事業費を706億8500万円と試算している。  設備工事は「品川区新…

2025年4月9日[5面]

山梨県/富士トラム構想で担当課設置し検討着手、富士山5合目までゴムタイヤで運行

 山梨県は1日付の組織改正で、(仮称)富士トラム構想実現に向けた担当課「山梨・富士未来課」を立ち上げた。富士山の麓から5合目までをレールを敷設せず、ゴムタイヤで運行する新交通システムの導入を目指す。公道を走行できることから将来的には富士山とリニア中央新幹線山梨県駅(仮称、甲府市)、中央線甲府駅、県内各地などを結ぶ富士トラムネットワーク構想の構築も視野に入れる。  担当課によると構想案策定などの具体…

2025年4月9日[8面]

福島県双葉町/JR双葉駅東地区でにぎわい再生へ、事業化検討支援を公募

 福島県双葉町は東日本大震災前に町の中心市街地だったJR双葉駅東地区の再生に向け、にぎわいを取り戻す方策の検討に着手する。まちづくり中核事業の具体化に向けた「双葉駅東地区事業化検討支援業務」の委託先を決める公募型プロポーザルを公告した。駅周辺の3エリアで再整備や公共複合施設の複合化、官民連携手法の検討などを任せる。参加申請を5月2日まで受け付ける。2回の審査を経て、同28日に契約候補者を選定する。…

2025年4月8日[5面]

成田空港会社/5月に滑走路の延伸・新設工事本格着手、空港の更なる機能強化

 空港の機能強化を進める成田国際空港会社は5月、滑走路整備工事に本格着手する。B滑走路の延伸とC滑走路の新設に必要な用地が8割以上確保できたという。2028年度末の供用開始に向け、25年度末をめどに用…

2025年4月8日[12面]

宿野四区・大里・柏原地区(大阪府能勢町)、事業化検討アドバイザーを公募/協議会

 大阪府能勢町の宿野四区・大里・柏原地区を対象にしたまちづくり構想で、地元地権者でつくる協議会は、事業化検討アドバイザーの公募手続きを開始した。整備手法は土地区画整理事業を前提とし、新たなまちづくりを…

2025年4月8日[13面]

鹿児島市/いづろ交差点地区の都市再生促進、25年度に再開発基本計画策定へ

 鹿児島市は、いづろ交差点周辺地区(約7ヘクタール)を対象とした市街地総合再生基本計画をまとめた。計画期間を2044年度までのおおむね20年間に設定。第1種市街地再開発事業や共同建て替え事業などを推進…

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