法定点検義務化10年


2024年8月2日[2面]

法定点検義務化10年・5/国交省、記録様式見直し診断根拠明確に

 道路管理者は点検した構造物を▽判定区分I(健全)▽同II(予防保全)▽同III(早期措置)▽同IV(緊急措置)-の4段階で診断し、必要な措置を講じる。ただ橋梁では耐久性能に必ずしも直結しないさびなど…

2024年8月1日[2面]

法定点検義務化10年・4/関東甲信地方の自治体、財源・人材確保が課題

 インフラメンテナンスの推進で「財源」「人材」不足に悩む道路管理者は多い。橋梁やトンネルなど構造物を多く抱える地方自治体では定期点検で早期に修繕が必要と判定しても、財源が限られ、技術系職員も少ないため…

2024年7月31日[2面]

法定点検義務化10年・3/関東甲信の自治体、効率化へ新技術を積極活用

 道路インフラを管理する基礎自治体も定期点検の3巡目に入った。ドローンや画像解析システムなど新たな技術を積極的に導入し、業務効率が徐々に改善しているという。  関東甲信の1都8県5政令市にアンケートを…

2024年7月30日[2面]

法定点検義務化10年・2/高速道路各社、最新技術で修繕スピード向上

 5年に1回の定期点検が始まって以来、高速道路各社は以前よりも点検や修繕を計画的に行えるようになったと評価する。業務効率の向上に最新技術が有効とみて、高性能カメラやドローンなどを投入し対応に当たる。限…

2024年7月29日[1面]

法定点検義務化10年・1/持続可能な道路メンテ体制へ、予防保全対応は低調

 2012年12月に山梨県の中央自動車道笹子トンネルで起きた天井板落下事故を受け、14年7月に道路構造物の法定点検が義務化され今年で10年。5年に1回の定期点検も3巡目に入った。高度成長期に建設された…

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