選ばれる産業へ


2025年3月25日

選ばれる産業へ・2/埼玉中央生コン協同組合理事長・松原浩明氏

 ◇工組青年部と連携し若手人材確保  埼玉中央生コン協同組合では骨材と運送が大きな課題となっている。骨材は埼玉西部にあるセメント会社系列の2社と栃木県の業者から購入しているが、2026年度からセメント会社系2社が減産を表明している。骨材の値上がりも厳しいが、値上がりを受け入れたとしても安定供給がされないのではないかと危惧している。  運送面では、ミキサー車と運転手の両方が不足している。運転手に関し…

2025年3月25日

選ばれる産業へ・3/千葉県生コンクリート工業組合理事長・勝呂和彦氏

 ◇認知度高めるPR活動積極的に  生コン業界は自分たちで需要を創出することが難しく、建設市場の動向などに左右される地域性の強い業種だ。需要が都市部に集中していて、房総半島の南に進むほど少なくなる。  千葉工組全体の本年度の需要は、230万立方メートルの見通し。セメントや骨材などの資材高騰や施主の発注控えなどが需要減少に拍車を掛けている。  建設需要は、マンションや倉庫関係の建設が県西部の海側で始…

2025年3月24日

選ばれる産業へ・1/東京地区生コンクリート協同組合理事長・森秀樹氏

 コストアップや人材不足への対応など、大きな転換期にある生コンクリート業界。日刊建設工業新聞は東京地区生コンクリート協同組合、埼玉中央生コン協同組合、神奈川生コンクリート協同組合、千葉県生コンクリート工業組合の各理事長にインタビュー取材し、各エリアの市場動向や事業発展への課題などを聞いた。持続可能な生コン業界への転換を急ぐ各組合の取り組みを紹介する。  ◇若手人材獲得へ大きな一歩  東京地区の20…

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