特集
2025年3月19日
福岡空港滑走路増設事業3月20日供用/安全・安心、快適な玄関口へ機能強化
福岡空港(福岡市博多区)の急増する航空需要に対応するため、国土交通省が進めていた「福岡空港滑走路増設事業」が完了した。延長2800メートルの既存滑走路の西側に並行して2500メートルの新たな滑走路を整備。処理能力の向上により混雑緩和や定時性の向上が図られ、地域経済の発展に寄与することが期待される。事業化から10年を経て完成した第2滑走路は3月20日、待望の供用を迎える。
2025年3月18日
全国生コンクリート工業組合連合会・協同組合連合会/担い手対策で処遇改善加速
生コンクリート業界が担い手対策を加速させている。従業員の処遇改善に向け、4月から関東1区(東京、神奈川、埼玉、千葉)で完全週休2日制を導入するほか、各会員企業が賃金アップにも取り組んでいる。一方、原材料などのコストアップや骨材確保に対応し、持続的供給が可能になるようサプライチェーン体制の再構築も検討中だ。足元では出荷量が減少する中、担い手対策や供給体制の見直しを進める、全国生コンクリート工業組合…
2025年3月18日
ゼロカーボンベースボールパーク完成/設計は久米設計、施工は熊谷組
阪神電気鉄道が兵庫県尼崎市で整備を進めてきた阪神タイガース2軍本拠地「ゼロカーボンベースボールパーク」が待望の完成を迎えた。新たな2軍球場「日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎」や選手寮、室内練習場、一般用野球場などで構成。市の新たなランドマークとなる環境に優しい野球文化の発信拠点が誕生した。
2025年3月18日
1868年の開港以来、国際貿易港として西日本のゲートウェイを担う神戸港。国際コンテナ戦略港湾「阪神港」の一翼として、競争力強化に向けてハード・ソフト両面で施策が進む。また、ポートアイランド沖の神戸空港では4月に待望の国際化がスタートする。神戸市の長谷川憲孝港湾局長にこれらの取り組みについて聞いた。
2025年3月17日
都筑区民文化センターボッシュホールオープン/竹中工務店と大林組が設計・施工
横浜市の都筑区民文化センター「ボッシュ ホール」が16日、グランドオープンを迎えた。センターの整備を条件に市有地の活用方法を決める事業で、事業者に選ばれたボッシュ社を代表とするグループが同社の新本社と一体的に建設。ホールを中心に展開される文化芸術活動と世界的企業によるイノベーションがシナジーを生み、都筑区全体の魅力向上につながると期待されている。 約300席のホールなどを備えた区民文化センター…
2025年3月17日
奥村組西川口寮完成/木造ハイブリッド構造・中間階免震の社員寮
奥村組が埼玉県川口市で建設を進めていた社員寮「西川口寮」が完成した。ESG・SDGsへの取り組みの一環として、木造とRCコアのハイブリッド構造とした。208立方メートルの木材を使用し、柱・梁部材には燃え代層として埼玉県飯能産の西川材を使った木質耐火部材、耐震壁にはCLT(直交集成材)を採用。1・2階間に免震層を有する中間階免震構造として安全性を高めている。60室の寮室内も最大限木質化し、良質な住…
2025年3月14日
昭和初期から生地や手芸用品の販売を手掛けてきたオカダヤ(東京都新宿区、蛭川勝五社長)の新宿本店を建て替えるプロジェクトとして建設した「新宿オカダヤTFビル」が完成した。子会社のオカダヤアークスと東和不動産(東京都中野区)の共同事業として建設したビルの設計と施工は大成建設が担当した。敷地が不整形な難しい条件を設計上の工夫で乗り越え、人通りが絶えない環境の中で安全な施工に努めながら完成に導いた。
2025年2月28日
ジャイアンツタウンスタジアム完成/設計は日建設計、施工は西武建設
プロ野球読売巨人軍の新ファーム本拠地となる「ジャイアンツタウンスタジアム」が完成した。明日の開業日には、記念試合が行われる。ナイターを含めて年間60試合ほどが予定される2軍公式戦の迫力あるプレーが観客席から堪能できる作りとなっている施設の設計を日建設計、施工を西武建設が担当した。スタジアムの隣では関東最大級の大水槽を設ける水族館の建設工事も始まった。国内初の水族館一体型球場、飲食施設、駐車場から…
2025年2月28日
横須賀市立総合医療センター完成/施工は大成建設・堀建設・宇内建設特定JV
神奈川県横須賀市が神明町で進めていた「横須賀市立総合医療センター」が完成した。老朽化した市立うわまち病院の移転・新設プロジェクトで、病床数は450床を有する。標榜(ひょうぼう)診療科は従来の28科に歯科と歯科口腔(こうくう)外科などが加わり34科となる。屋上には三浦半島の病院で初となるヘリポートを設置。機能強化を図り、良質な医療を提供する。設計は伊藤喜三郎建築研究所、施工は大成・堀・宇内JVが担…