特集


2020年1月7日

2020年大阪支社新年特集号

 2020年も関西経済の着実な成長・発展が期待される。関西圏はわが国の東西二極の一極として、成長を実現するプロジェクトと安全・安心を確保する事業を着実に進め、西日本・わが国をリードする必要がある。それらを実現するには基盤となる強くしなやかな圏域を形成すると共に、鉄道や高速道路ネットワーク、港湾などのインフラを充実・強化することが不可欠だ。南海トラフ巨大地震をはじめ頻発傾向にある大規模災害から人命を…

2019年12月27日

国土強靱化2019

 先達の知恵や工夫、努力、技術革新によって、私たちの生活はより豊かに、便利になった。それにもかかわらず、自然災害は相変わらず発生し、ときには多大の犠牲を伴う。どのような災害が起きても、国民の生命・財産を守るとともに、社会経済活動に必要なインフラ機能を維持させるためにも、国土強靱化は欠かせられない。

2019年12月26日

国際競争力の向上へ-空港機能の強化

 この10年間で、訪日外客数が4倍近く増加した。インバウンド需要の効果は地方にも波及し、日本全体の景気を左右する重要な要素となっている。各空港も国際線や訪日客受け入れ能力の増強、セキュリティーの強化などの施策に取り組んでいる。2020東京大会の日本の玄関口となる東京国際空港(羽田空港)と国内外から観光地として人気の高い沖縄の那覇空港の機能強化に向けた事業を紹介する。

2019年12月26日

北海道新幹線 整備促進企画

 2030年度の開業に向け、工事が進む北海道新幹線新函館北斗~札幌間。区間最長で完成すると国内最長の陸上鉄道トンネルとなる渡島トンネル(延長3万2675m)をはじめ、総延長約212kmのおよそ8割が占める。工事認可から8年目を迎える本年度は、年度末までに39工区のトンネル工事すべてで契約を完了する見込み。現在は28工区で進む掘削工事は、来年度には全工区で動き出す予定だ。  トンネル発生土の処理や積…

2019年12月26日

2019近畿の道路企画

 これまで延々と続けてきた高速道路ネットワークの整備が進み、ようやく形が整いつつある近畿の道路ネットワーク。しかしながら、ミッシングリンクの解消、増大する維持管理費への対応など道路整備を取り巻く環境は課題がまだまだ山積している。2019年度の近畿の道路企画では、近畿地方整備局の植田雅俊道路部長に道路整備の現状や課題、そして今後の展望などについてインタビューするとともに、橋梁形式が決定した大阪湾岸道…

2019年12月25日

京急グループ本社 完成

 昨年創立120周年を迎えた京急電鉄は、横浜・みなとみらい地区に建設した「京急グループ本社」に本社機能とグループ企業11社を集約した。知的生産性や健康増進機能を評価する「CASBEE-スマートウェルネスオフィス認証」最高ランク(Sランク)を取得した最新鋭のオフィスビルで、業務の効率化とグループの連携強化を狙う。来年1月21日には、記念事業の一環で計画した「京急ミュージアム」が1階にオープンする予定…

2019年12月25日

都市の未来図

 2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催を控え、東京都内では大型のプロジェクトが各地で進行している。駅前再開発や大型宿泊施設といった建築物だけでなく、道路や鉄道など交通網の充実・強化を図る工事も相次ぐ。新しい時代にふさわしい魅力ある都市づくりの行方が「都市の未来図」。建設プロジェクトを通じて変貌していく都市の姿を、識者へのインタビューや大規模工事現場を通じて紹介する。

2019年12月25日

京都市京セラ美術館 竣工

京都市が2017年3月から同市左京区で進めてきた「京都市美術館再整備工事」がこのほど竣工、20年3月21日に「京都市京セラ美術館」としてリニューアルオープンする。創建から86年が経過した同美術館は、本館の保存・耐震・機能改修とともに、新館を増築することで多様なニーズに対応する現代の美術館として生まれ変わった。基本設計・監修は青木淳・西澤徹夫設計共同体、実施設計は松村組と昭和設計、施工は松村組が担当…

2019年12月24日

順天堂大学医学部附属練馬病院3号館(外来棟)完成

 学校法人順天堂が東京都練馬区の順天堂大学医学部附属練馬病院で進めていた「順天堂練馬病院3号館増築工事」が完成した。ゆったりとした空間を備えた4フロアの新たな外来棟として、1月から地域に密着した診療をスタートする。来年には90床増床してリニューアルし、計490床の大学病院へと生まれ変わる。3号館の設計・施工は清水建設が担当した。 ■建築概要■ ■工事名称/順天堂練馬病院3号館増築工事 ■建設地/東…

2019年12月24日

2019海外特集

 新興国を中心とした世界のインフラ需要は膨大であり、急速な都市化と経済成長によって、今後もさらなる市場の拡大が確実視されている。人口減少社会を迎えたわが国が、今後も成長を継続させていくには、質の高いインフラやスマートシティーといった優位性を持つ技術を核に、急拡大する海外のインフラ需要を取り込む必要がある。国土交通省が7月に新設した海外プロジェクト審議官の平井秀輝氏へのインタビューや、建設関連企業の…

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