特集


2020年3月19日

千葉県農林総合研究センター新本館 完成

 千葉県が千葉市緑区の千葉県農林総合研究センター本場内で整備を進めていた新本館が完成した。本場内に分散していた研究機能を集約するとともに協力体制が構築しやすいオープンイノベーションを意識した研究環境を創出。研究室単位では対応が難しい課題や、外部資金を活用した研究の受け入れが可能で、農林業技術の向上、農林業の振興に寄与する研究を加速させる。新本館の設計は安井建築設計事務所、建築工事は畔蒜・進和JVが…

2020年3月18日

大阪府東部流域下水道事務所企画

 大阪府が1965年に全国に先駆けて寝屋川流域で流域下水道に着手してから55年が経過する。そして河川と下水道が一体となった総合治水対策を推進するプラン「寝屋川流域整備計画」策定から20年を迎える。既設下水道施設に増補幹線や地下河川を着実に整備し、多くの人命と資産を抱える寝屋川流域の安全性を引き上げてきた。現状と今後の展望を大阪府東部流域下水道事務所長の小林保氏に聞くとともに、増補幹線建設現場の最前…

2020年3月18日

2020年 近畿の港湾・空港特集

 2018年9月の台風21号による大阪湾の高潮被害では、国際戦略港湾「阪神港」や関西国際空港など多くの社会基盤インフラが打撃を受け、近畿の物流・経済が一時的にまひするなど支障を来した。19年には、東日本の広範囲で台風15号・19号による甚大な被害が発生。改めて、18年度に国が決定した「防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策」の着実な履行、さらなる対策の継続が重要になる。近畿の港湾・空港特集で…

2020年3月13日

国道7号下浜道路3月14日開通

 国土交通省東北地方整備局が整備を進めていた国道7号下浜道路が、14日に開通する。下浜道路は秋田市下浜羽川~秋田市浜田を結ぶ全長6・2キロのバイパス道路。  秋田県の日本海沿岸部を南北に縦断する国道7号は、二次生活圏中心都市の由利本荘市~秋田市間の主要幹線道路。現道は1日当たり約2万台の交通があり、朝夕の通勤時には日常的に混み合い、夏季の海水浴シーズンには交通量が1・1倍に増え交通混雑が発生してい…

2020年3月12日

あなたに、ベスト・ウェイ。NEXCO東日本東北支社

 東日本大震災の発生から9年を迎えた。東日本高速道路東北支社は東北の復興・創生を支えるリーディングプロジェクトとして常磐自動車道の4車線化工事を推進。厳しい工程と向き合いながら2020年度中の完成を目指している。引き続き管内全域での高速道路リニューアル工事に注力するとともに、2019年度からは橋梁の耐震補強工事に着手。各プロジェクトを紹介するとともに、東北支社が始動した女性活躍推進の取り組みにも迫…

2020年3月11日

CO・MO・RE YOTSUYA 四谷駅前地区第一種市街地再開発事業 施設建築物竣工

 都市再生機構と事業パートナーである三菱地所、第5メック都市開発特定目的会社、地権者組織の四谷駅前地区再開発協議会が進めてきた四谷駅前地区第一種市街地再開発事業「CO・MO・RE YOTSUYA」(コモレ四谷)の施設群が竣工し、各施設が夏までに順次オープンする。基本設計・総合監理等は日本設計・三菱地所設計JV、実施設計・施工を大成建設が担当した同事業は、事務所、物販店舗、飲食店、共同住宅、大学、集…

2020年3月10日

GLP浦安Ⅱ完成

 日本GLPによる倉庫建築「GLP浦安Ⅱ」が完成した。千葉県浦安市港地区に所在する既存2棟のうちB棟を建て替え増築し、その一環でC棟内の改修とB棟との接続が行われた。設計監理、施工をJFEシビルが担当。C棟を稼働させながらの建築工事には細心の注意が払われた。 ■建築概要■ ■工事名:GLP浦安Ⅱ B棟新築(C棟増築)工事 ■事業主:日本GLP株式会社 ■発注者:浦安Ⅱロジスティック特定目的会社 ■…

2020年3月10日

ストックマネジメント特集2020

 社会資本の適切な更新、維持管理が求められている。実際、老朽化した上下水道管の破損など、市民生活に影響する事故が全国的に起き、自治体にとってその対策が喫緊の課題となっている。耐震性能が劣化した建築物は大地震時に倒壊する危険が高く、陳腐化した設備は環境負荷要因となる。一方、既存ストックの有効活用が新たなビジネスや観光資源を創出し、都市、地域の魅力の向上、経済の活性化に寄与する事例も増えてきた。本特集…

2020年3月9日

国立国会図書館関西館書庫棟竣工

 京都府域の関西文化学術研究都市に立地する国立国会図書館関西館(精華町)で進められてきた「国立国会図書館関西館新館(仮称)新築工事が竣工を迎えた。東京本館の収蔵能力の補完などを目的に、書庫を増築する工事で、約500万冊を収蔵することができる。工期は約3年半に及び、施工各社は創意工夫と技術力を結集し、一丸となって安全管理や品質確保、施工の効率化などに努め、高機能な書庫を完成させた。 ■建築概要■ ■…

2020年3月5日

持続可能な漁港漁場整備を支える建設技術

 漁港港湾工事における作業船の合理的な運用を実現し、漁港漁場建設業の働き方改革・生産革命を後押しする、全日本漁港建設協会(全漁建、長野章会長)の「作業船位置・回航情報システム」。この新システムを活用する動きが全国で広がっている。岩手県、高知県、長崎県で導入されたほか、自社の業務管理に生かす建設会社が出てきた。全漁建を中心とする研究グループが開発したこのシステムは、データ発信機を設置した作業船の位置…

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