特集
2020年6月26日
国内外の経済の情勢が激変している。一方で、近いうちに景気は回復基調に転じるとの見通しもある。そうした中でも建設技術者の確保・育成への取り組みは引き続き推進するべきテーマだ。さまざまな新技術が投入され、大きな変革期を迎えている建設生産の現場を先導できる技術者を育成しようと各社はしのぎを削る。「2020年大阪支社 建設技術者育成企画」では、竹中工務店の(仮称)心斎橋ホテル計画作業所長の星隈憲二氏と、…
2020年6月25日
東京都が新宿区左門町で改築工事を進めていた警視庁四谷警察署の新庁舎が完成し、5月16日から新庁舎での業務を開始した。外苑東通り(東京都道319号環状三号線)に面し、江戸城の四谷見附門をなぞらえた門形の外観デザインが特徴。新宿区の南部を管轄する大規模警察署で、都民の安全、安心を守り、災害時の防災拠点としての役割を果たす。設計・監理はあい設計、施工は青木あすなろ・三和建装・江州JVが担当した。 ■建…
2020年6月25日
三信倉庫が東京都港区で開発を進めていた高齢者住宅「グランクレール芝浦」が完成した。グランクレールは、東急不動産ホールディングスグループのシニア向け住宅シリーズのブランド。グランクレール芝浦は、自立した高齢者向けのシニア住宅と、要介護者を対象とした介護住宅で構成され、東急イーライフデザインが賃貸借し、運営する。設計はINA新建築研究所、施工は東急建設が手がけた。 ■建築概要■ ■工事名称:(仮称)…
2020年6月24日
三菱商事都市開発が埼玉県鶴ケ島市で開発を進めていた物流施設「MCUD鶴ヶ島」が完成した。首都圏中央連絡自動車道(圏央道)や関越自動車道へのアクセスが容易で、広域物流に対応する。雨天でも無柱空間での荷捌き、積み下ろしを可能とする大庇のバースが特徴。東京システム運輸ホールディングスグループの東京ロジファクトリーが全棟賃貸借する。青木あすなろ建設が設計、施工で建設した。 ■建築概要■ ■建物名称:MC…
2020年6月22日
茨城港常陸那珂港区(中央ふ頭地区)次期廃棄物処分場建設事業 2020年3月護岸築造工事 完成
茨城港常陸那珂港区中央ふ頭地区において、常陸那珂火力発電所から排出される焼却灰を受け入れる新最終処分場の護岸工事が2020年3月、完了した。全面積56ヘクタールのうち、護岸相当部分は4ヘクタール。護岸延長3000メートル(鋼板セル護岸1826メートル、ハイブリッドケーソン・RCケーソン護岸774メートル、捨石傾斜堤防護岸400メートル)という大規模工事は、茨城県と国土交通省関東地方整備局がそれぞ…
2020年6月19日
6月は土砂災害防止月間。国土交通省と都道府県は、「みんなで防ごう土砂災害」を運動テーマに、土砂災害に関する防災知識の普及や警戒避難体制整備の促進など、さまざまな行事を都道府県・市区町村と連携して実施する。ただ、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、本年度は多くの住民、関係者が参加する統一的な訓練は見送る。 わが国は、自然災害が発生しやすい地形や気象条件を持ち、土砂災害だけでも毎年1000…
2020年6月18日
資源循環型社会の構築や脱炭素社会の実現など、地球規模での最重要課題となっている環境保全。成長の歩みを止めることなく、環境保全との両立を実現するには従来以上に知恵と工夫が求められよう。新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけとした新しい社会構造への変革と合わせ、数多くある環境課題を全人類が一致協力して乗り越える必要がある。2020環境特集では、識者の意見を聞くとともに、行政や建設業関係の動向をまとめた…
2020年6月11日
日本サッカー協会(JFA)が千葉市美浜区で整備を進めていた高円宮記念JFA夢フィールドが完成した。JFAが提唱する「代表強化、選手育成、指導者養成の三位一体+普及」の核となる拠点で、カテゴリーや世代、男女などの枠を超えた、一貫した育成指導により、日本サッカーの継続的な強化と普及を図る。設計は三菱地所設計・戸田建設JV、施工は戸田建設が担当した。 ■建築概要■ ■施設名称:高円宮記念JFA夢フィー…
2020年6月5日
第31回電気設備学会賞の受賞者が決定した。会長賞は竹野正二氏(元日本内燃力発電設備協会会長)、学会功績賞は小髙良一氏(小髙技術士事務所、元大林組)、田島耕一氏(栗原工業)、林和博氏(九電工、元三菱地所設計)の3氏、星野賞には深山康弘氏(昭電)が選出された。学術部門では論文賞、論文奨励賞、資料・総説賞、資料・総説奨励賞、調査研究賞がそれぞれ1件ずつ、著作賞が2件、技術部門では、最優秀施設賞と最優秀…
2020年6月5日
中部地域は我が国有数のものづくり産業や技術の集積地であり、日本経済の発展を牽引してきた。経済発展を支えるインフラ整備も着実に進められてきたが、経済活動のグローバル化で国際競争力の強化も求められるようになった。一方、南海トラフ巨大地震の発生の可能性が高まり、地球温暖化などを要因とした豪雨災害が多発する中、防災・減災の取り組みも喫緊の課題だ。新型コロナウイルス感染症の流行で後退した景気の回復策も注目…