特集
2020年1月27日
三菱地所が、広島市の中心地で開発を進めてきた高機能・耐震・環境配慮型オフィスビル「新広島ビルディング」が完成した。建物外観は、街並みとの調和を意識しつつ、オフィスビルとしての端正さ、グレード感を演出するため、シャープな縦ラインを強調したデザイン。内部の基準階フロアは開放的な無柱空間を確保し、自由度の高いオフィスレイアウトを可能としたほか、建築基準法が定める耐震性を1・25倍上回る耐震設計とするな…
2020年1月24日
東京都品川区の東急目黒線武蔵小山駅前で進められていた「武蔵小山パルム駅前地区第一種市街地再開発事業」が完了した。高層住宅棟と低層の商業棟・住宅棟、広場で構成する街区「パークシティ武蔵小山」が誕生。隣接するアーケード商店街のにぎわいをさらに強化し、品川区の西の玄関口にふさわしい上質で潤いのある空間を提供する。長く商店街を中心に発展を続けてきた武蔵小山の新たな幕開けとなる。建物の設計・監理は日本設計…
2020年1月24日
コナミリアルエステートが東京都中央区に建設していた「コナミクリエイティブセンター銀座」が完成した。eスポーツの発信拠点として、関連設備を完備したホールやeスポーツに関する人材を育成するスクールなどが入っている。設計監理は櫻井潔建築設計事務所・ETHNOS。三井住友建設が施工した。 ◆建築概要◆ ◆建築主:コナミリアルエステート株式会社 ◆所在地:東京都中央区銀座一丁目11番1号 ◆建物名称:コナ…
2020年1月17日
今日17日、阪神・淡路大震災から丸25年を迎える。戦後のわが国で初めて大都市部を襲った直下型地震は、多くの人命と財産を失った。より災害に強い国土づくりに向けた起点ともなった。「2020年近畿の都市防災企画」では阪神高速道路会社の幸和範社長と神戸市の山平晃嗣危機管理監のインタビューで、25年を振り返るとともに今後の高速道路整備やまちづくりの在り方などについて探った。
2020年1月15日
東京都足立区の千住一丁目地区第一種市街地再開発事業「カノン千住」が完成した。JR北千住駅に近接し、旧日光街道に面した再開発ビルは、商業店舗跡や森鴎外旧居・橘井堂森医院跡などを敷地の一部として、千住の賑わいを創出する新たなランドマークとなる。設計を梓設計、施工をフジタが担当した。 ■建築概要■ ■名称:千住一丁目地区第一種市街地再開発事業 ■建設地:東京都足立区千住1丁目100番地 ■事業主:千住…
2020年1月15日
今年3月11日で東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)発生から丸10年を迎える。東日本大震災の地震動により関西圏でも被害が発生した箇所もあったが、その直後から30年以内に70~80%の確率で発生するとされている南海トラフ巨大地震への備えが加速することになった。国は超高層建築物などの同巨大地震による長周期地震動対策を策定・展開し、地震を含む災害への対策として安全・安心と国土強靱化の事業に注力してきた…
2020年1月10日
近年、日本国内で発生する自然災害は頻発化・激甚化し、平時からの備えの重要性が以前にも増して高まっている。北海道でも一昨年に発生した北海道胆振東部地震では道内全域でブラックアウトが発生するなど各地で甚大な被害を及ぼした。20年度は政府が取り組む「防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策」の最終年度を迎える。道内でも各地方公共団体が地域強靱化計画の策定に当たるなど国土強靱化への取り組みが進むが、…
2020年1月10日
首都圏中央連絡自動車道(圏央道)や東京外かく環状道路(外環道)などの関東圏域の道路ネットワークの充実で、埼玉、栃木、群馬、長野の4県で産業団地整備などの企業立地への取り組みが加速している。都心へのアクセス向上により中心市街地で発生する渋滞解消も喫緊の課題だ。道路整備も含めた新たな街づくりの動向を概観する。
2020年1月10日
東日本大震災からあすで8年10カ月がたつ中、東北は復興に向けて着実に歩んでいる。東北の未来をけん引する新たなプロジェクトも次々と浮上し、仙台市では老朽化したビルの建て替えなどを目指した再整備プロジェクトが始動。福島市や青森市などで再開発計画が相次ぐなど都市部を中心にまちづくりが進行している。2020年度には復興道路・復興支援道路の全線開通が予定され、日本海沿岸東北自動車道や東北中央自動車道など基…