日本通運が福岡市博多区榎田で進めていた福岡中央ロジスティクスセンターの増築工事が完成した。作業効率を高めるためゆとりある大空間を確保し、既存倉庫も含めたスムーズな貨物の移動を実現。セキュリティーの強化やＢＣＰ対策にも配慮した。陸・海・空の優れたアクセスを生かし、国内や世界を結ぶ多機能物流拠点として高品質な物流サービスを提供する。設計・監理は日通不動産、施工は前田建設・久保工務店JVが担当した。 …

　東京２０２０大会まで１年に迫った。今大会の特徴の一つは、持続可能性、環境、日本らしさの表現に木材を多用した施設を用意することだ。東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会で会場整備にあたる福島七郎会場整備局長に話を伺うと、熱い「志」が漲っている。それは「レガシー」（遺産）を次代に伝えようとする「スピリット」だ。

　神奈川大学が横浜キャンパスの近隣地で建設を進めていた「神奈川大学新国際学生寮」が完成した。〝まちのような学生寮〟をコンセプトに外国人留学生と日本人学生が共同生活を送る新しいタイプの学生寮となる。設計はオンデザインパートナーズ、施工は松井建設が担当した。 ■建築概要■ ■工事名称／（仮称）神奈川大学新国際学生寮建設工事 ■建設地／横浜市神奈川区栗田谷36 ■建築主／学校法人神奈川大学 ■設計・監理…

　吉野石膏が千葉県袖ヶ浦市の同社千葉第二工場で整備してきた「総合性能試験センター新館」が完成し、７月１日に開所式が執り行われた。吸音・床遮音性能試験装置をはじめ世界最高水準の耐力性能試験装置を充実させ、製品品質の向上を図る。設計を草階建築創作所、施工を鹿島が担当した。 □建築概要□ □件名＝吉野石膏株式会社総合試験センター建設工事 □建設地＝千葉県袖ヶ浦市南袖52（吉野石膏千葉第二工場内） □発注…

　地盤工学会が創立７０周年を迎えた。分野横断的な学術組織として、わが国における社会基盤整備はもとより、防災や環境の保全といった安全・安心で文化的な暮らしを支えてきた。近年多発する自然災害に対しては原因究明活動や適切な対応策の提言などで、高度な学術的知見を発揮してきた。大谷順会長に近年の活動や、学会を巡る課題についてインタビューするとともに、関係諸団体からお祝いのメッセージをいただいた。

　四方を海で囲まれた島国日本。人々は余暇に釣りや海水浴、あるいは浜辺の散歩を楽しんだり、産業活動の一環として漁を行ったりして海との密接な関わりを築いている。その国土では、船での輸出入や人の行き来を支えるための港湾整備、橋、ダムや海底トンネルの建設などが至る所でなされており、水中で作業する潜水士の存在は不可欠だ。岩手県立種市高等学校では潜水と土木の基礎的技術を学ぶことができる独自のカリキュラムを組み…

　国立研究開発法人物質・材料研究機構が整備するマテリアルズオープンイノベーション拠点「Ｍ－ｃｕｂｅ棟」が茨城県つくば市並木地区に完成し、９日、竣工記念式典が開かれる。物質・材料分野における世界最高レベルの技術を生み出す新たな研究棟となる。設計・監理を梓設計、施工を清水建設が担当した。 ■建築概要■ ■工事名称＝マテリアルズオープンイノベーション拠点棟等建設工事 ■工事場所＝茨城県つくば市並木1－1…

　永坂産業が東京都中央区で建設を進めていた複合ビル「ミュージアムタワー京橋」が完成した。低層階には、同地にあったブリヂストン美術館が「アーティゾン美術館」という新名称で２０２０年に開館する。高層階はワンフロア４００坪の高品質オフィスで構成。東京、京橋、日本橋の３駅から徒歩４分という好立地に、アートとビジネスの新拠点が誕生する。設計・監理は日建設計、施工は戸田建設が担当した。同ビルが位置する「京橋一…

　横浜みなとみらい２１地区にある家族連れに人気の施設「横浜アンパンマンこどもミュージアム」が、７日に移転・オープンする。横浜駅からのアクセスが向上、遊具やステージ、イベントも進化し、全天候型施設に生まれ変わった。入場無料の１階は店舗やレストランが並び、エントランスの大きなアンパンマン立像が子どもたちを出迎える。３階はアンパンマンの世界を再現した有料のミュージアムとなっている。建築主は日本テレビ音楽…

　三井不動産が東京都大田区羽田地区で建設を進めていた「三井不動産インダストリアルパーク羽田」（ＭＦＩＰ羽田）が完成し、きょう竣工式を迎える。同施設はオフィス、研修所などの用途にも対応する多機能型となっているのが特徴だ。設計・施工を日鉄エンジニアリングが担当した。 ■建築概要■ ■工事名称＝（仮称）羽田旭町プロジェクト新築工事 ■所在地＝東京都大田区羽田旭町10番1他 ■敷地面積＝36,213m2 …